明日はきっと来るよ part3 (ページ24)

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一方家に帰った和也は潤以外の兄弟に(人２)の思いを話した

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和｢………………って(人２)ちゃん言ってました｣

？｢そっか………｣

和｢ええ、智兄｣

智｢ん、なんだ？｣

和｢(人２)ちゃんの思いお兄さん達に伝えた方が良いですか？｣

智｢う………ん………翔はどう思う？｣

翔｢俺？…………俺がもしその立場なら聞きたいかも、妹の思いだろ？例え妹に辛い思いさせてしまったのは無にすることなんて出来ないけど、妹がそんなこと思ってたって事俺なら知りたい｣

？｢それ俺も｣

和｢雅兄｣

雅｢俺も翔兄と一緒｣

智｢妹の思いか…………和は？その話聞いてどお思った？｣

和｢俺ですか？俺は…………知りたいかも知れませんね。で、智兄は？｣

智｢おいら？知りたいと思うかも知れない。でも、償うって決めたんなら知りたくないかも。妹に甘えちゃう、そんな気がするから｣

和｢そうですか………｣

翔｢潤は知ってるの？｣

和｢いえ、まだ潤には言ってません｣

雅｢潤は何て言うかな？｣

和｢そうですね……………(人２)ちゃんの気持ちもわかるとは思いますよ｣

智｢ん、そうだな。潤はきっと、いや、絶対(人２)ちゃんの気持ちや思いをわかっていると思う。でも本当は違うかも知れない。一番嫌いだからな、心にもない謝りや言葉を｣

翔｢ああ、そうだな｣

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翌日のお昼前に雅紀と智が(人２)の荷物を取りに病室に来た

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智｢(人２)ちゃん、家で待ってる｣

貴女｢………はい｣

雅｢荷物、これで全部？｣

貴女｢………はい……後は今着ている物だけなので｣

雅｢わかった｣

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夜8時少し前に和也と翔が病室に来た

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和｢準備出来てますね｣

貴女｢………はい｣

翔｢荷物これが最後？｣

貴女｢……あ、はい。そうです｣

翔｢ん、じゃぁ時間だから行こうか？｣

和｢そうですね。行きましょう｣

貴女｢……はい｣

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和也に付き添われ病室を出てステーション前に行くと小山、増田、加藤、手越の4人の看護師が(人２)が来るのを待っていた
　

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小山｢(人２)ちゃん、退院おめでとう｣

貴女｢………あ、ありがとうございます｣

増田｢元気になって良かったね｣

貴女｢………はい｣

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