明日はきっと来るよ part3 (ページ17)

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落ち着いた(人２)に潤は声をかけた

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潤｢もお大丈夫？｣

貴女｢………あ……はい……すみません……でした……｣

潤｢いや、気にしなくっていいよ｣

貴女｢………でも……｣

潤｢記憶取り戻した所で辛かった日々の出来事を思い出したんだ。大丈夫、俺はどんな事があっても(人２)ちゃんの傍に居るから何も気にしなくっていいよ｣

貴女｢………潤……先生……｣

潤｢ん、なに？｣

貴女｢………私………これからどうしたらいいでしょうか……｣

潤｢何もしなくっていいよ｣

貴女｢………なにも？｣

潤｢ああ、今は感情も心も癒さないとダメな時なんだ。だから、疲れた心を癒して、それからもお大丈夫だって思った時これから先の事考えればいいんだ。だから今はお休み｣

貴女｢………休み……｣

潤｢ん、休み｣

貴女｢………休みの間は……｣

潤｢そうだな………この前言ったように買い物行ったり、映画見たり、旅行行ったり、心に沢山栄養つけよう。兄貴達もそうしたいって言ってたし｣

貴女｢………心に栄養……｣

潤｢ん、やってみたい事俺に言ったじゃん。料理してみたいって、それに勉強。止まった時間に学べなかった事、皆協力してくれるって。もし学校に行きたいって思ってたら行ってもいいんだし｣

貴女｢………学校……｣

潤｢学校に行かなくっても今は勉強家で出来るし。なんでも(人２)ちゃんがしたいって事していいんだよ、それも心の栄養になるから。時間は沢山ある、少し位休んでも大丈夫だ｣

貴女｢………はい……｣

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朝8時、病室のドアを叩く音がした

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潤｢はい｣

？｢亀梨です｣

潤｢入って良いですよ、鍵開いてます｣

亀梨｢はい｣

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スーとドアを開け病室に亀梨は入って来た(キョロキョロと病室内を見て)

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亀梨｢智先生から朝早く連絡がありました。(人１)ちゃんは大丈夫ですか？｣

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病室内に(人２)が居なかった為聞いた亀梨

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潤｢今、小山と一緒に売店に行ってます｣

亀梨｢売店ですか？｣

潤｢はい｣

亀梨｢なんで売店なんかに｣

潤｢彼女が行ってみたいと言ったので｣

亀梨｢大丈夫なんですか、出歩いて｣

潤｢はい、大丈夫ですよ｣

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潤もまた、朝早く智から連絡があった

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