鬱々としたゆめ ページ6
ある女性と別れて30分。
そろそろあの女性が言っていた【工房】に行ってもいいのだろうか、とゆらゆらと考えていると_____
フリフリのメイド服を着てオムライスを持っている女性が私のことをじろじろと色々なところを見つめています。
「…あの、何か用が…？」
私がそう言うと、女性は聞いてもいないのか「まぁとりあえずこの新作オムライスを食え」と私の口に一口だけ突っ込みました。
_____何か変な食感だな、とむむむ、と考えていると、女性は私の心を読んだのか知りませんが、「海魔のゲソを入れてみたゾ。」と言いました。
「海魔の_____ゲソ？」
「そうだ。海魔のゲソだ。」
______聞いたことがないその言葉に、私の頭の中はゆらゆらと燃え盛る炎のように沢山のクエスチョンマークこと疑問符だらけなのです。
後でマスターに聞いてみましょう。
＿＿＿＿＿＿＿ですが、そのフリフリのメイド服を着た女性がばちばちと今にも燃えそうな爆弾のような発言を投下しました。
「そういえばマスターが言っていたのだが＿＿＿＿
人形劇のフォーリナーは【レプリカ】なのか？」
フリフリのメイド服の女性がそう言いました。その発言だけで、手足が紙風船のようにふわふわと軽くなりそうで、吐きそうになりそうで、飼育箱のようなきちきちとした悪い夢を視そうになって＿＿＿＿＿
心の中が、いっぱいいっぱいだった。きちきちとしたり、本当にいっぱいすぎて色々な気持ちが吐き出されそうになった。
それに人形劇のフォーリナー、とはなんだろう。
「縺雁燕閾ｪ霄ｫ縺ｮ蟄伜惠縺ｯ莠ｺ蠖｢蜉?↑縺ｮ縺?縲√お繝ｫ繧ｺ繝舌?繧ｰ」
そんな風にきちきちとした文字化けのような、そんな感じのモノが、幻覚なのか。そう思いたい。だってこんな風に文字化けのようなモノが目の前に出てくるのか。
そんな風に考えていると、突然身体に衝撃が走った____
(主人公さんは突然幻覚を見て色々なことを考えているとぶっ倒れた、みたいな…)
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作者名：まかろんさらだ | 作成日時：2019年1月31日 17時
