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「んっ…」
甘くて溶けてしまいそうなキスに頭がクラクラする。
(なんて優しく触れるんだろう…。あれ？でも私、このキス…知ってる？)
優しく触れるだけのキスが唇から離れて、智さんと見つめ合う。
「智さん、今の…さっき夢で見たクロの鼻チューみたい…」
「だから、俺は猫じゃねーよ(笑)」
「でも、さっきもこんな…ぁ、んっ」
私の言葉は智さんの唇で口を塞がれて飲み込まれる。
今度は触れるだけのキスじゃなくて、舌が絡まる大人のキス。絡められる舌についていくのに必死で呼吸が乱れる。
「んっ…、はぁ、んぅ」
智さんのキスが気持ちよくて、立ってるのがやっとなくらい体中に力が入らなくなる。一瞬膝がカクンとなったからか、智さんの腕が私の腰を支えてくれる。
「ぁ…、んんっ…！？」
唇が離れるときに猫みたいに私の唇をペロっと舐めたから、電流が流れたみたいに体がビクッとなる。
「ほら…猫には無理だろ？こんなの」
凄まじい色気を放ちながら、いたずらっ子みたな顔でそんなことを言う。
「…！！」
私は言葉が出てこなくてコクコクと頷く。
(智さんってスイッチ入るとこんななの？私、心臓いくつあっても足りないよ…)
「…んじゃ、俺そろそろ帰るわ」
「え！」
少しだけって約束で部屋にきてもらったけど、あんなキスしたあとにまさか帰るなんて言うと思わなかった。
「おまえ、明日仕事だろ？」
「そうですけど…まだそんなに遅い時間じゃないし全然大丈夫です！あ、でも智さんも仕事ですもんね…」
「いや、俺はいいんだけどさ。おまえ、今日弁当作んのに早く起きてんだろ？早く寝たほうがいいんじゃね？」
「…まぁ、早起きでしたけど、それよりもまだいっしょにいたいです…」
「んな顔すんなよ(笑)帰りたくなくなんだろ」
「まだ帰らないでください。
さっきは違いましたけど、今は……さ、誘ってるんです…」
自分でも何言ってんだと思いつつ、さっき智さんが言ってた言葉を使う。
「おまえ、人がせっかく……明日起きれなくても知らねーぞ？
煽ったのはAだからな？覚悟しとけよ」
そう言って私を抱き上げた。
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じゅな(プロフ) - 510kanaさん» やーん！かなちゃん一気読み？！翔さんの扱い酷くてごめんだよ(；´∀｀)キュンキュンしてくれてありがとう！続きどうなることか謎だけどがんばるね！ (2017年5月23日 0時) (
レス) id: 386dafb9f7 (このIDを非表示/違反報告)
510kana(プロフ) - 一気に読んじゃった(*´▽｀*)智くんかっこよくてキュンキュン！櫻井さん(>_<)てちょっとなったけど、智くんが甘くてドキドキだよー！続きも楽しみにしてる(´V`)♪ (2017年5月22日 22時) (レス) id: b12cca8c48 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - さとちさん» さとちちゃん！読んでくれたのね！ありがとう(*´ω`*)いやはやお恥ずかしい。キュンキュンしてくれてありがとー！ (2017年5月21日 22時) (レス) id: a455ee75bf (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ヒロ☆ミさん» シュシュっとってどんなよ（笑）ロミヒーも甘いの好きなのね（笑）セリフよかった？ただ言ってほしいこと言わせてるだけよ(；´∀｀) (2017年5月21日 22時) (レス) id: a455ee75bf (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - はるちゃんさん» なんとか更新できましたー！(；´∀｀)励みになりすぎましたか？！なんかすいません(^_^;)そういってもらえると私も励みになります(*´ω`*)次回は移行もあるので週末更新できないかもしれないですけど、がんばりまーす！ (2017年5月21日 22時) (レス) id: a455ee75bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2017年3月6日 13時
