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「そ、そうなんだ」
「うん。でもお姉ちゃんが社会人になって家出てからは会ってなかったし、就職先までは聞いてなかったから、まさか同じ会社にいるとは思わなかったけど(笑)あ！さすがに社内では大野さんって呼ぶように気をつけてるよ？(笑)」
「そっか…。そっかそっか！」
さっき、ドン底まで落ちた気持ちがいっきに上がってきた。
「もー、相葉くんったら早とちりなんだから(笑)だいたい私、結婚どころか彼氏もいないからね？(笑)」
「俺スゲー勘違いしてたわ(笑)ホント焦った(笑)」
大ちゃんの彼女じゃない上に、彼氏もいないってことまで知れるなんて！さっきまでの暗い気持ちが嘘みたいだ。安心したらなんだかお腹も空いてきた。
「あー、おなかすいた！早く行こ！」
「ふふ、うん(笑)」
俺とAは、よく行く定食屋さんに向かった。
昼食が終わると、Aは女子更衣室にあるロッカーの方に寄るって言うから、先に営業フロアに戻ってきた。
まだ人がまばらなフロアで、自分の席でスマホのゲームをしてるニノの姿が見えた。
「ニノ！俺の勘違いだった！大ちゃんの彼女はAじゃなくて、Aのお姉ちゃんだった！しかも今度結婚するんだって！」
「でしょうね」
「何で？！知ってたの？」
「ハッキリと知ってたわけじゃないですけどね。大野さんからそれっぽいこと聞いたことあったんで」
「じゃあ言ってよ！」
「言おうとしたのに、話遮ったのはそっちでしょうよ」
「…ハイ、スイマセン…」
「でもま、よかったじゃないですか。これで心置きなく告白できますよ」
「そう！それなんだよ！どーしよー！」
「とりあえず落ち着きなさいよ。まずは会社帰りにメシでも誘えば？」
「そっか！そうだよね！あー、なんか緊張してきた」
「まだ誘ってもないでしょうが…って、やべ！」
「改めて誘うってなると緊張するの！」
「何が緊張するんだ？」
「はひぃっ！あ、櫻井課長…」
(やべー！またまた櫻井課長に怒られる！)
「……はぁ。ちゃんと仕事しろよ？」
櫻井課長は溜息をついて席に戻って行った。
「あ、あれっ？怒られない…？」
「櫻井課長、大野さんが結婚するからショックなんだよ、きっと。あの人大野さんのこと大好きだからね、寂しいんでしょ」
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じゅな(プロフ) - みつさん» みっちゃーん！！読んでくれてありがとう( ´ : ω : ` )返事遅くなってごめんね！自担以外に挑戦してみたけど、難しかった(；´Д｀)可愛いと思ってくれてうれしいよ。ホントありがとう！ (2016年10月18日 6時) (
レス) id: 6962d1cb5c (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - じゅなちゃん、遅くなっちゃったけど完結お疲れさま♪好きをまっすぐに伝え合う二人が可愛かった(*//艸//)ありがとう♪ (2016年10月16日 5時) (レス) id: e4f493f611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2016年9月25日 7時
