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A「それなら、
当分は私たちと行動を共にしませんか?
少し、お手伝いして欲しい事もありますし」

永倉「いや、だがよ…」

A「これは雪村家当主である私からの依頼。
それならどうですか?
鬼に恩を売っておくのも、
何かと便利だと思いますよ?」




そうにこやかに言うと、
永倉さんは頭を掻きむしりながら

「Aちゃんには敵わねえな」

と言って、了承してくれた。


そこで今回、永倉さんに応援を要請した理由を話せば、
永倉さんは納得したようで、

「借りを返す」

と言い出したのだ。




A「借り?」

永倉「甲府からの帰り、
俺たちもその羅刹たちと戦ったんだ。
その時は数も多すぎたし、仕方なく撤退したんだ」

斎藤「今は平助も俺たちといる。
白河城内の羅刹は途方もない数らしい。
人手は多い方がいいからな」

A「でも、これだけは約束してください。
無茶だけはしないと…」

永倉/斎藤「それはお前(あんた)だろ」

A「仲がよろしいようで、何よりです」




フフッと笑うと、
二人は顔を見合わせて笑い合っていた。

また、新選組の人たちが集まりつつある。


きっと原田さんも追いかけてくる。

それは私の中では確信だった。

116:集合→←115:借りを返す



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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 素敵だよ。涙が流れます (2020年5月24日 23時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まほろ | 作成日時:2019年9月26日 17時

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