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姉様が言った通り、
きっとこれからもっと
大変な時期になっていく。

そんな大変な時に、重荷になんてなりたくない。

それが好きな人なら尚更だ。




A「私は近くにいられれば、それでいいよ」

千鶴「……辛いよ?
見たくないものまで見ちゃうかもしれないよ?」

A「それが斎藤さんの為なら、私はそれでいい」




うん。それでいい。

近くにいられるだけで、私は幸せだよ。




A「そっか、これが好きって事か。
何かすっごいスッキリした!」

千鶴「……Aがスッキリしたなら、それでいいかな?
甲府では重要な役割を与えられてるんでしょ?」

A「私は近藤さんを守る。
絶対に死なせたりしない。
もちろん皆さんもだけど、手の届く人たちは、
絶対に守り切ってみせる。
それがどんな戦況で、苦しいものだとしても」

千鶴「頼もしい言葉だね。
Aならきっと出来るよ。
さて、私はそろそろ寝るね。
朝早くに出立するみたいだし、Aも早く寝なよ」

A「うん。姉様、ありがとう!」




姉様は「どういたしまして」って言いながら、
野営地へと戻っていった。


どれだけの時間、姉様と話をしていたんだろう。
朧月は晴れ、輪郭が綺麗な月へと変わっていた。

102:自覚する気持ち<雪村千鶴>→←****



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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 斎藤さんと恋仲になって欲しいです。 (2020年5月24日 22時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まほろ | 作成日時:2019年9月19日 7時

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