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あった!えーっと……。




――――――――――――――――――――

天保元年6月。

雪村家の分家である勝道(まさみち)宅にて事件発生。
この事件で勝道夫妻は死亡。
血まみれで歩く勝道の息子、綱道を保護。
何を聞いても黙認し話にならず、
近所の聞き込みにより
犯人は8つになる綱道と特定。

親殺しの罪は重く、
詮議の末、処刑が決まる。

――――――――――――――――――――




他の鬼を殺したと思っていたけど、
自分の親を殺したんだ…。




――――――――――――――――――――

処刑当日。

村に押し入った鬼たちの粛清を行う為
人員配置。

この騒ぎに紛れて綱道は脱走。

粛清後、綱道探しを行い
近くの河原にて発見。

崖から落ちたようで顔も分からない程に
打ち付けられていたが、
着物が綱道とお同じものであったため
本人と断定。

不本意ではあるが、処刑完了とする。

――――――――――――――――――――




処刑は出来なかったけど、
雪村綱道とお同じ名前の子供は亡くなっている。

それにしても
犯罪者と同じ名前を付けるだろうか?

そんな疑問が出てきたのだが、
ふと視界に入った棚に置かれた小さな箱が
何故かとても気になってしまい、
書物を脇に挟んで手に取った時だった。




斎藤「これは、あんた宛てのようなのだが…」

A「え?」




犯罪録を脇に挟んだまま、
文机にいた斎藤さんの隣へ立つ。

斎藤さんの手には二通の文が握られていて、
それを受け取って
開こうとしたのだが止められた。




斎藤「必要な物だけ持って
外に出てから開けた方が良いのではないか?」

A「そう、ですね。出ましょうか」




灯した明かりを消して、
私たちは階段を上って外へ出た。

27文<斎藤一>→←****



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斎藤ようこちゃん(プロフ) - き。気になります。 (2020年5月23日 9時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まほろ | 作成日時:2019年8月31日 3時

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