純血の日本人 Ⅲ【HP】 (ページ15)

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部屋に戻った私は行かなければならない場所があることを思いだし、スネイプ先生を揺り起こした。

『先生？……スネイプ先生？』

ｾﾌﾞ「んっ……起きたか、気分はいかがですかな」

ゆっくりと目を開けたスネイプ先生は少し状況を確認するように目を動かし、立ち上がった。

『えぇ、まぁそれなりには。
それはそうと、私、行かなければいけないんです』

ｾﾌﾞ「待て、お前が倒れた後伝言を頼まれたのだ。

Ms.大和が在学中…それも学期が始まったばかりだということを加味し、ダンブルドアが魔法省に掛け合い、両親の死の原因·真相は来学期まで公表しない。というとこだ。

お前は成人しているらしいな、ならば学校外での魔法は禁じられていない、すなわち、少しばかりはやい独り立ちというわけですな」

あー、はぁ、そうですか…。
今学期だけの命ってやつですか。

『わかりました、とにかく学校へは年明けには戻ります。
この家は元々大和のものですのでここから移ることはありませんから、なにかあればこの家にお願いします』

ｾﾌﾞ「よかろう」

__では。

そう言ってスネイプ先生は姿をくらました。

よし、とにかく行動しないと。
まずは金庫だ、グリンゴッツからでも行けるのかな？
わからないけだ行ってみるしかないか。

少しばかりのお金、そして父様から受け取った鍵束を持ってダイアゴン横丁へと姿表しをした。

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