純血の日本人 Ⅲ【HP】 (ページ14)

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ダンブルドア先生はその後も色々と話していたがよく覚えていない。

気がつくと悲惨な家の中にいてその場には何かを調べているのか魔法省の人と、なぜか私の隣にはスネイプ先生がいた。

そしてそこで私は衝撃の事実を知らされた。

『父様が死喰い人？それで……母様を殺した、その後自分も…？』

意味がわからなかった。
母様はマグルだった、それは紛れもない事実で。
でも父様は母様を愛していたのも事実だ……それも家族の反対を押しきるほどに。

ｾﾌﾞ「大丈夫ですかな」

『あ………、は…い、よく……わかりません』

その言葉を最後に私は意識を失った。

目が覚めたのは2日後の朝だった。

自室のベッドに寝かされ、傍にはスネイプ先生が腕を組みながら椅子に座っていた。

『スネイプ……先生？』

声をかけるも先生は微動だにせず寝ているようだったので静かにベッドから抜け出しリビングへと降りた。

最後にみたのは散乱した家具たちだったが、それは夢だったのではないかと思うほどに今は綺麗さっぱり修復されていた。

ソファに座り考えた。

去年のクリスマスはこういうことが起きるかもしれないっていう父様の予感だったのかも…。
でも父様が母様を殺したのも事実で父様が死喰い人なのも事実。

ただ死喰い人なら父様が死ぬ必要はあったのか…。

………きっと学校に戻ったら死喰い人の子供として皆に避けられてしまうんだろうな…、いやフレッドとジョージはそんなことないかも。
でも一緒にいたら2人まで良くない噂に巻き込んでしまう……。

私は決意した。

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