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雅紀side
朝、誰かに呼ばれた気がして目が覚めた。
？「……にぃ、ぁにっ…まー…ぃっ」
雅「……んっ、、んー……か、ず？」
和「……まっ、ぁに…ﾋｸｯ…ふぇ……」
雅「……？かず、おいで…どーしたの？」
目の前で和が泣いてるから何事かと思ったけど抱いてわかった。
これは、、熱ありそう＾＾；
そこまで高くなさそうだけど、2日間いっぱい遊んで疲れが出たかな。
雅「よしよし、かず、しんどいね。
にぃに教えてくれてありがとね」
和「…しゃと、にっ……しょっ…に、ねっ…ね…」
俺の前に智にぃと翔にぃを呼んだけど起きなかったらしい。
珍しいなぁ、起きないなんて。
お兄さんたちはお疲れなんだね。
ここは俺の出番かな。
とりあえずみんなを起こさないように隣の部屋に移動する。
しんどくて不安になっちゃったみたいだから抱っこして安心させる。
ぐずってるし泣きすぎると熱上がるから早く落ち着かせたい。
でもなかなか落ち着かなくて焦っていると
後ろから声が聞こえた。
？「まさき？だいじょぶ？」
雅「……智にぃ、ごめん起こした？」
智「ううん、全然いいけど。…ぐずってるねぇ、和どうかした？」
雅「触った感じ、熱でたっぽい」
智「ありゃ。どれくらいありそう？」
雅「微熱かな〜、疲れが出たのかも」
智「そうだねぇ、初めての環境で初めてのことばっかりしたもんね〜〜。
よしよし、かず〜おいで」
智にぃに和を預けるとすぐに泣いてたのがおさまった。
やっぱ智にぃパワーすげえ。
雅「智にぃに抱っこされると安心するのかな」
智「ん？どーしたの、急に、笑」
雅「いや俺が抱っこしても全然落ち着かないし。
智にぃに代わったらすぐおさまったでしょ？」
智「そんなの、たまたまだよ〜〜」
んふふ、って笑って言うけど
やっぱり智にぃの声とか優しさには安心感があって
敵わないんだよね。
俺も智にぃみたいにみんなを包み込むような人になりたい。
恥ずかしくて本人には言ったことないけどね。
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作者名：junrin | 作成日時：2017年5月1日 1時
