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雅紀side
智にぃから和を病院に連れてくると連絡があった。
和、だいじょぶかな……
大人しく診察させてくれるかな。
色々考えてたら診察室の外から和らしき子供の泣き声が聞こえてきた。
これは……間違いなく、和だね＾＾；
智「雅紀、わざわざごめんね」
雅「全然だいじょぶよ。それより大変そうだね。
診察室にも和の泣き声聞こえてたよ笑」
和を左手で抱っこして、右手を潤と繋いで診察室に入ってきた智にぃ。
和「ふぇぇぇぇ……やぁ…かえっ、りゅ……ｸﾞｽﾞｯ」
まあ、この反応はいつものこと。
ところでなんで和くんはこんなに泣いてるの？
智「実は病院に行くとは言わずに雅紀に会いに行こうって言って連れてきたの。
そしたら病院ついた途端に大泣きだもん＾＾；」
そういうことね、、笑
智「それと無理やり連れてきたもんだから、翔がいいってずっとぐずってる」
今から嫌いな診察する俺でもなく、嫌いな病院に連れてきた智にぃでもない、翔にぃを求めてるってことかな？
雅「ねぇ、かずくん。まーにぃのところおいで？＾＾」
とりあえず落ち着かせるために和を智にぃから受けとって抱っこする。
和「……やぁ！…しょっ、に……ﾋｸｯ」
背中をとんとんしながら揺らしてみるけど全然泣き止む気配がない。
これは翔にぃがいないとどうにも出来ないパターンだな＾＾；
雅「智にぃ、翔にぃまだ病院いるかな？
電話してみてくれない？」
智「たしかに呼んだ方がいいね。
ちょっと確認してみるから待ってて〜」
智にぃが翔にぃに電話してくれてる間にも和は翔にぃって言いながらずっと泣いてる。
智「……もしもし、翔？
詳しいことは後で話すから、もし今時間があるなら雅紀の診察室まで来てくれない？
……うん、お疲れのところごめんね。よろしく」
雅「どーだった？翔にぃいた？」
智「うん、ちょうど帰ろうとしてたらしくてロッカールームにいるみたい。すぐ来てくれるって」
雅「そっか、よかった。ギリギリセーフだったね」
帰ってたらどーなってたことか。
でも翔にぃのことだし、家に帰ってたとしても飛んできてくれそう。
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作者名：junrin | 作成日時：2017年5月1日 1時
