同居生活 ４６ ページ6
〜貴方side〜
主「ごっちそうさまー！」
店長の作った美味しい夜ごはんを食べ終えて、ぐっと背伸びする。
主「おいしかった〜♪」
店「ごめん、今日ちょっと作りすぎちゃったかも」
主「ううん！店長のご飯ならいくらでも食べれるよ！」
笑顔でそう答えれば、店長はいつもの笑顔で微笑んでくれる。
店「ありがとう＾＾」
そう言って、綺麗に空になったお皿を片付け始めた。
主「あ、店長！私手伝うよ」
店「え？いいよいいよ〜。
俺一人で大丈夫♪」
主「いやいや、いつもおいしいご飯作ってくれてるし、片付けくらい手伝わせて？」
半ば無理やりだけど、片付けの手伝いをさせてもらえることに。
私は店長が洗ったお皿をふいて戻す係になった。
店「……」
ジャァー
主「……」
ふきふき…
(か、会話が…続かない…！)
なかなか話題がないためか、お互い黙りこくってしまう。
…まぁでも、こうやって何も離さない沈黙の時間が辛いってことは、私と店長の心の距離はまだまだ遠いのかもしれない。
ふいに、店長が口を開いた。
店「ねぇ、A」
主「な、何？店長？」
急に話しかけられたので、おどおどと返事をする。
店「前さ、Aに”俺のこともらってくれる？”って、聞いたじゃん？
ー本当に、Aが俺をもらってくれたら…こんな風に一緒に家事とか、するのかな…？」
店長の持ち込んだ話題に、無意識のうちに顔が熱くなる。
い、今その話する…？
ただでさえ二人きりで緊張してるのに…。内容のチョイスが…！
主「う、うーん。まぁそうなる…のかな」
なんとなくあいまいな返事を返す。
焦りからか、自然とお皿をふく手が早くなった。
ーその時。
ふいに、左頬に生温かい感触を感じた。
ちゅっ
そんな水っぽい音が耳に入った瞬間、すぐさま現状を理解した。
い、いいいいいいい今…ほっぺに、キ…キス…！？///
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ａｏやん - …（フリーズ中…）ハッ！イカンイカン最新が楽しみすぎて…今もう1時…まぁいーや、とにかく楽しみですー！ (2016年1月29日 1時) (
レス) id: d5f641d4c4 (このIDを非表示/違反報告)
名もないなんか。 - うわああああおもしろいですー！！！勉強そっちのけで見ちゃいましたww更新がんばってください！応援してます(´∀`) (2016年1月20日 20時) (レス) id: a15a27c0d2 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - また更新されることを心待ちにしております･･･！店長かわいい！ (2015年8月1日 22時) (レス) id: 35fa28eaf9 (このIDを非表示/違反報告)
ほしもち - ふぉぉぉぉぉ((可愛い、可愛い!!店長可愛いよ(((最高ですね(確信)更新頑張ってください!店長可愛いすぎるぜ((( (2015年5月8日 16時) (レス) id: f25ccd6c84 (このIDを非表示/違反報告)
たぴたぴ(プロフ) - 店長いいですね！！更新頑張ってください！！楽しみにしてますo(^o^)o (2015年2月22日 8時) (レス) id: f9ffe6b3ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：法雲 | 作成日時：2014年4月12日 12時
