解禁日！ ページ19
朝イチで日本から帰ってきて
夜はドラマの打ち上げ。
出掛けるまでに
そんなに時間も無いし
早く来いって言ったのに。
だってさー。
撮影、全部終わったし////
・・だから。
オレの願掛けも終了なわけで。
行くまでに、ちょっと・・
ほんのちょっとだけさー
イチャイチャしたいじゃん////
・・なのに、アイツ。
打ち上げが終わるまでが
ドラマの仕事だとか
わけわかんないこと言って。
オレが出かける直前に着くらしい。
「あーーー。A、早く来いよーー」
スマホを持ったまま
いつの間にか
ソファーでウトウトしてて。
コーヒーの良い香りがして
目が覚めた。
眠い目を擦りながら
寝返りをうつと
キッチンにいるAと
目があった。
「あ、ゴメン。起こしちゃった？」
「や、寝るつもりはなかったんだけど・・」
目が覚めて
Aが居るって。
やっぱり嬉しい。笑。
モゾモゾと起き上がると
ブランケットが掛けられてることに気付く。
起こさないように
そっと掛けたんだろうなって。
そんな姿を想像するだけでも
愛しさが込み上げる。
「ただいま」
「うん、お帰り」
「ジュノ、朝帰ってきたんでしょ？寝てから行かないと、酔うよー？」
「そんなに飲まないよ」
今日は、飲まない。
Aが来るって決まってから
そう決めてた。
だってさー。
・・くくくっ。
今日は待ちに待った
解・禁・日だしっ！
朝までコース、だろ？笑。
だからー。
なるべく酒は飲まずに
早く帰ってくる。
「そんなこと言ってー。帰ってこなかったら、どんなお仕置きしようか。笑」
コーヒーカップを２つ
テーブルに並べると
自分から、オレの膝の上に座ってきて。
後ろから抱き締めると
Aに回したオレの腕に
自分の手を重ねた。
「お仕置きすんの？Aが、オレに？笑」
「うん。いつもされてばっかりだから。たまには、あたしがするの。笑」
悪戯な笑みを浮かべて
振り返ると
オレの頬を引き寄せて
可愛らしいキスが。
・・うっわーーーっ////
今日のA
ちょー甘いじゃないかっ////
あーー、あれか。
やっぱりさー
お前も待ってたんだな。
解禁日を。笑。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 177人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
betty(プロフ) - はじめまして。最近ジュノの事が好きになりました。小説も楽しく読ませてもらってます。パスワードのついたものも読みたいので教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2022年8月31日 23時) (
レス) id: 50ca44feb6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - なつ?さん» お久しぶりです(^-^)なかなか更新出来ず、申し訳ありません(>_<) (2019年11月18日 23時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
なつ?(プロフ) - ずっと楽しく読ませていただいています。続き期待しています！ (2019年10月31日 20時) (レス) id: fc66c4ce63 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - はじめまして。すごく面白いので、全部読みたいです。パスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 (2019年8月26日 16時) (レス) id: d52a303626 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - ももさん» お久しぶりです。長らくお待たせしてすみません(>_<)またボチボチ書き始めてますので、もう少しお待ちください(._.) (2019年6月26日 6時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まろん
| 作成日時：2018年5月29日 3時
