鏡の向こう ページ28
「なぁ。何でそんな、お洒落していくんだよ？」
「えー？お洒落なんて、してないじゃないの。笑」
白いオフショルダーのニットに
黒のスキニー。
別に大して
お洒落なんてしてないって
そんなの分かってるけど。
だって、それ。
その格好、オレ好きだし。
浮き出た鎖骨とか
すげぇ色っぽくて。
そういうの、オレ以外のオトコに
見せたくないんだよ。
「だいたいさぁ。肩出しすぎだろ、コレ・・」
鏡の前で髪を上げるAを
後ろから抱き締めると
肩にくちびるを押し付けてから
隠すようにニットを
グイッと、持ち上げた。
「やだ、ジュノ。伸びちゃうじゃないの」
「じゃ、着るなよ」
ニットに指をかけて
隠したばかりの肩を露にすると
その肩からうなじへと
何度もくちびるを押し付ける。
「ぁっ、ん、やだ・・ジュノ」
「・・・何が？」
くちびるを押し付けたまま
視線を上げると
鏡越しにAと目が合った。
「////何がって・・・」
恥ずかしそうに
少し頬を赤らめながら
オレから視線を反らすように
少し目を伏せる。
「目、逸らすなよ」
フルフルと首を振るだけで
顔を上げようとしないAの
顎に指をかけて
前を向かせた。
「ほら・・ちゃんと見ろよ」
「////だって・・」
「だって・・何？」
後ろから
Aの腕ごと抱き締めて
首筋から耳たぶへと
舌を滑らせると
「・・っあ・・・んんっ」
堪えきれずに
漏れ出す甘い声と
くちびるが触れる度に
ピクンっと震える肩。
鏡越しにまた目が合うと
さっきよりも頬を赤らめた。
照れてるのとは違う。
期待に目を潤ませて
オレを欲しがるオンナの顔。
そんな顔を見るだけで
オレの方が、ヤバいくらい
熱くなっていく。
.
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betty(プロフ) - はじめまして。最近ジュノの事が好きになりました。小説も楽しく読ませてもらってます。パスワードのついたものも読みたいので教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2022年8月31日 23時) (
レス) id: 50ca44feb6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - なつ?さん» お久しぶりです(^-^)なかなか更新出来ず、申し訳ありません(>_<) (2019年11月18日 23時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
なつ?(プロフ) - ずっと楽しく読ませていただいています。続き期待しています！ (2019年10月31日 20時) (レス) id: fc66c4ce63 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - はじめまして。すごく面白いので、全部読みたいです。パスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 (2019年8月26日 16時) (レス) id: d52a303626 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - ももさん» お久しぶりです。長らくお待たせしてすみません(>_<)またボチボチ書き始めてますので、もう少しお待ちください(._.) (2019年6月26日 6時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん
| 作成日時：2018年5月29日 3時
