立ち直れない ページ28
「ねぇ。見たんでしょ、アレ。一人で」
「はっ！？オレは見てない////みっ、見るわけないだろっ？！」
「いや。見たよね、その顔は。だって、小鼻膨らんでるもん」
そう言いながら
自分の鼻をチョンチョンっと
触って見せるウヨン。
慌てて鼻を隠すオレを見ると
ニヤリと笑った。
「////だからっ、見てないって！！」
「まっ、どっちでも良いけどーー。それよりさぁ。コレ・・ヌナも見てるってことだよね」
「・・分かんない、けど、まぁ・・そういうことだろうな、たぶん」
「だよね////」
「////ニヤニヤすんな、バカッ！！」
「ニヤニヤするなって言われてもさぁ・・。ぐふふっ。色々想像しちゃうじゃん？」
「ヤメロ。想像すんな！」
「良いじゃん、想像くらい。で？悩んでるんだっけ？」
「ああ、うん・・何でこんなの見てんのか、分かんなくてさ」
「・・まあ、確かにねーー」
黙りこむウヨン。
やっぱり。
ウヨンだって分かんないだろ？
────パリパリ、パリパリッ。
────モグモグモグ。
静かになった部屋に
チャンソンが菓子を食う音だけが響く。
「どーしたの？二人してだんまりしちゃって」
「いい・・気にすんな」
幸せそうに菓子を食うチャンソン。
オレがこんなにも悩んでるっていうのに。
能天気だな、お前。
「・・ねぇ。やっぱさー、アレじゃない？」
「アレって、何だよ？」
「ジュノには言いにくいけどー」
「・・なに？」
ウヨンの、その顔。
あんまり、良いことじゃないだろ。
あんまりどころか
絶対、良いことじゃない。
「うん、だからさぁ」
「・・何だよ？」
「そのぉ・・ハッキリ言っちゃうけどぉーー」
「だから何だよ！早く言えって！！」
ああああ。
そんなに言いよどむなんて。
絶対、絶ーっ対良いことじゃないに決まってる。
「その、やっぱりさぁ・・」
「ヌナ、ジュノに満足してないんじゃないの？」
「「えっ？！」」
ストレートすぎるチャンソンの言葉に
同時に振り返るオレとウヨン。
「うんっ？なに、二人してそんなビックリした顔して。俺、何かおかしなこと言った？ウヨン、そういうことでしょ？」
「ああ、うん・・まあ、そういうこと」
・・・ガーーーーーン。
やっぱり、そうか。
オレだけじゃなくて
二人もそう思うってことはさ
やっぱり・・そうなんだ。
ダメ・・オレ、もう立ち直れない。
崩れるように
寝転がった。
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まろん(プロフ) - いくさん» いくさん！お久しぶりです〜。いつもありがとうございます(^-^)ヌナとのイチャイチャも大好物ですが、YB3人を絡ませるのも、これまた大好物でwwついつい登場させたくなってしまいます☆大ヌナ17もゆっくりですが更新頑張りますね〜。これからも宜しくお願いします(*^^*) (2018年7月3日 23時) (
レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - まろんさん、お久しぶりです^^久しぶりに来てみたら、お話がまた見れるようになっていたので読ませていただきました！YB３人のピュアってったらない(笑)続きもまた楽しみにしています！ (2018年7月3日 1時) (レス) id: 0f77c51b9d (このIDを非表示/違反報告)
mirumiru(プロフ) - まろんさん続き待っていました^_^パスワードを教えて頂きたいです。また読む楽しみが出来て嬉しいです。よろしくお願いします。 (2018年6月10日 9時) (レス) id: e411b568fc (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - はじめまして(>_<)いつも楽しく読ませていただいています!!パスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年6月6日 4時) (レス) id: 4bfab3a344 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - マリィさん» お読み頂き、ありがとうございます〜。メッセージ送らせて頂きたいのですが、送れなくて( ´-｀)マリィさんからメッセージ送って頂いても宜しいでしょうか？お手数をおかけしますm(._.)m (2018年6月6日 2時) (レス) id: 6bb396811d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん
| 作成日時：2016年12月12日 18時
