知ってる ページ36
なかなか答えを出せずに
真剣に考え込んでるAを見ると
ちょっと焦る。
・・いやいや、マジで？
そんなに悩んじゃうのかよ。
ちょっとどころじゃなく、へこむなーー。
「なぁ。お前・・どーすんの？」
恐る恐る聞いてみると
「うん。決めた！」
いいことでも思い付いたような顔で
Aがオレを見上げた。
「うん。・・で、なに？」
「あのね。ジュノのところに行ってから、行けそうだったらウヨンちゃんのところに行く・・かなぁ。無理そうなら、ウヨンちゃんのことは誰かに頼む・・かなぁ」
お前・・・それ。
大していい案でもないし。
くくくっ。
しかも、まだ悩んでんじゃん。
あー。
本と、何なの？笑。
「オレが先なんだ？」
「うん。だってジュノ、死にそうな声なんでしょ？心配だもん。ウヨンちゃんには悪いけど。何で？これもダメなの？」
「ダメじゃない。合格」
「あはは。合格って、何のテストよ？」
「ウヨンが先って言ったら、お仕置きしてやろうかと思った。笑」
「えー、またお仕置きなのー？」
呆れながら笑うAをギューッと抱き締めて
肩に顔を埋めた。
ケラケラと笑うAの息が、耳にかかってくすぐったいけど。
「そ。Aが悪いから」
「えーっ、何でよ？いっつも、あたしが悪いの？」
不満そうな言葉とは反対に
オレの背中に、優しく回るAの手。
「うん。いつもAが悪い」
「いつだってジュノが、一番なのになー」
オレのことが一番って
本当はちゃんと分かってるよ。
自分のことより
オレのことを何より考えてくれてるって。
そんなAをずっと見てきたから。
「うん。知ってる。オレも、Aが一番」
「ふふふ。知ってるよ」
「本当かよ」
「うん。笑。でも・・」
「ん？でも、なに？」
「ジュノはきっと、メンバーに何かあったら、自分のところよりそっちに行けって言うでしょ？」
「ん？さあな。笑」
だろうな、たぶん。
それでも、Aが来てくれれば
素直に嬉しいって思うんだ、きっと。
「ジュノ」
「んー？なに？」
グイッとオレの顔を引き寄せると
「愛してる」
耳元で囁いて、耳朶に唇をつけた。
「・・ぁっ////」
あぁ、もう////
こういう不意討ち、本と参る。
「あははっ。耳、真っ赤だよ？」
「煩いよっ////」
いつまでも笑うAの唇をキスで塞ぐ。
長すぎるくらいの口付けに
たっぷりの"愛してる"を込めて。
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まろん(プロフ) - 湖子さん» 湖子さん、こんにちは。遅くなってすみません〜。これからも、宜しくお願いします(^-^) (2016年12月16日 11時) (
レス) id: 805588b91d (このIDを非表示/違反報告)
湖子(プロフ) - おはようございます〜！可愛いジュノ健在で嬉しいです~~~今日も１日仕事頑張れますっ！ありがとうございます！ (2016年12月16日 7時) (レス) id: a6b82a1663 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - 湖子さん、いつもありがとうございます。妬みとかではないと思います〜。ただただ、妄想を描いているだけですしww (2016年12月13日 0時) (レス) id: 725651be7e (このIDを非表示/違反報告)
湖子(プロフ) - まろんさーーーん…(泣)私はまろんさんの描くジュノとヌナの大大大ファンです！！！どうかどうかまろんさんの描くジュノが大好きな者がいますから！！！まろんさんのような純粋なものが書けない人の妬みなんて跳ね除けちゃいましょーーー！！！待ってます！！！ (2016年12月12日 23時) (レス) id: a6b82a1663 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - いくさん» こんばんは！いくさんも参戦されてたんですね〜。とても幸せな時間でしたよね。サプライズには私たちも感動(;_;)次にジュノくんに会えるのは、いつになるのかなぁ・・しばらくは妄想で我慢ですねw引き続き宜しくお願いします(^-^)/ (2016年12月8日 22時) (レス) id: 805588b91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん
| 作成日時：2016年7月31日 22時
