口元のソース ページ46
こんな風に、Aが来てくれるのは嬉しい。
メンバーのお触りさえなければ、もっと来てって言うのにな。
「Aも食えば?好きだろ、ここの」
「うん。食べる食べる」
「なぁ。これお前が食いたかったんだろ。笑」
時々、オレに買って来いって言うくらいだからな。
「あ、バレた?だからいっぱい買ってきた。でも、ジュノも好きでしょ?ビールも買ってくれば良かった?」
「バカ。オレたち練習中」
「帰ったら、飲む?」
「飲まない。眠くなったら、困るだろ?笑」
「////ヤメテよ。皆いるんだから!」
「何だよ。なんも言ってないじゃん。笑」
くくくっ。
照れるAは、本と可愛い。
オレの隣で、メンバーと楽しそうにお喋りしてるAを見てるのも、幸せで。
あんまり会話にも入らずに、その光景を見ていた。
「ジュノ。疲れてる?」
心配そうな顔で、Aが振り返る。
「いや。何で?」
「あんまり、喋んないから」
「いや、幸せだなぁーって思ってさ。あ・・お前、ソース付いてるぞ。笑」
Aの口元に付いたソースを指先で拭ってやって、その指をペロッと舐めた。
いつもなら、唇で拭うところだけど。
さすがに、メンバーがいる前では出来ないし。
「////ん。ありがと。笑」
「ん。笑」
ちょっと恥ずかしそうにAがオレを見つめるから、オレも見つめ返す。
はぁ、A////
そんな顔されたら、キスしたくなるじゃん。
何か一気に静まり返った気がして、
みんなの方を向くと
「////なっ、何だよ?!」
なぜか全員、オレたちを見てる。
・・何だよ?
「ヤーーッ!そういうの、二人の時にやってよ!!」
「////いやーー。甘い!甘くていいっ!二人を見てるといいラブソングが書けそうだな。ハッハッハッ!!」
「チャンソン!!食べてばっかりいないで、私にもああいう甘いのやってよ!」
バシバシと瑠衣ヌナに叩かれるチャンソン。
・・相変わらず、不憫なヤツだ。
「ええっ!?だって瑠衣・・ソース付いてないし」
「ふふっ。ジュノは、なかなかやるよね」
「ペロッとか舐めちゃったりして、やーらしー。笑」
皆に一斉にからかわれて、一気に顔も耳も熱くなる。
何だよ、別に大したことしてないじゃん。
・・ああ、恥ずかしすぎる////
「////何なんだよ!別になんもしてないだろっ?!」
振り返ると、Aの顔も真っ赤。
あ・・ヤバイ。
めちゃくちゃ、可愛いんだけど////
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まろん(プロフ) - うわーっ!一気にですか?! 寝不足になりましたよねwwウヨンにもしあわせになって貰いたいのですが、彼には暫くこのままで居て貰います(笑)ジュノペンなので、ジュノが可愛いと言って頂けて嬉しいです(^-^)これからも、よろしくお願いします! (2016年3月21日 16時) (レス) id: 725651be7e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - 寝る間も惜しんで一気に読んじゃいました!!とにかくジュノが可愛い~(#^_^#)あんな風に愛されたいです!!私的には、ウヨンの感じもドンピシャで・・・とにかく、最高に幸せな気持ちをありがとうございます!早く続きが見たいです!! ・ (2016年3月21日 9時) (レス) id: b866d91fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろん | 作成日時:2016年3月11日 15時