検索窓
今日:31 hit、昨日:0 hit、合計:161,360 hit

甘すぎる ページ45

「ねぇねぇ、ヌナァ。ちょっと詰めて?」


「あ。ジュノ、もうちょっと向こうに詰めて?」


「ん?うん・・」



・・って、何でだ?


そっち側には、誰も座れないはずなのに。




「おいっ!!何してんだよっ?!」


「あ、バレた?ここに座ろうと思ってさー」



ウヨンが、小さい尻をグイグイと無理矢理捩じ込んで、Aの隣に座ろうとしてる。



「お前、無理矢理入ってくんなよ!!あっちに座れって!」


「えーっ、いいじゃん。俺、狭いところ好きなの。へへへっ」



狭いところが好きだ?

・・そんなの聞いたことない。



「嘘つくなよ!あっちに座ればいいだろ?!」


「ヤダ。あっちには行かなーーい。ヌナ、隣でもいーい?」


「え?あ、うん。あたしは、別にいいけど・・」


「A!良くないだろっ!?」


「ほらぁ、ジュノ。ヌナはいいってさー。笑」



くっそーーっ!!


Aがダメなんて言うわけないって、分かってて言ってやがる。


ムカつく、ウヨン!!



Aと場所をチェンジしようかと思ったけど。
オレの隣には、ミンジュンヒョン。


誰これ構わず、お触り好きのミンジュンヒョンのことだ。
Aの手だって、絶対にニギニギする。
絶対、するに決まってる。


はぁーー。

ダメだ・・チェンジなんて出来ない。



「ほらほら、ジュノもウヨンも煩いよ?仲良く差し入れ頂こう?笑」


「ネーーー!ヒョン!!笑」


「クンヒョンに甘えんなって!!」


「ジュノ、もういいじゃないの。笑。ほら、チキン食べない?」


「あ////うん、食べる」



Aは、呆れたように笑ってるけど。
全っ然、良くない。


Aはウヨンに甘すぎる。



・・だけど。

Aが買ってきてくれて、オレのためにこうやって取ってくれる。


うはははっ。

やっぱりオレだけ、トクベツ。



「ヌナ!俺も食べたい!」


「はっ?お前、自分で取って食ってんじゃん。Aに甘えんなよ!」


「あはは。いいよ、もうひとつ取るの?」


「うん、うん。笑」



・・何だよ。

オレだけ、トクベツじゃないのかよ。



Aの後ろから、オレに向かってニンマリと笑みを浮かべるウヨンが見えた。


・・ウヨンのヤツ。
調子に乗ってんな。



だいたいAは、ウヨンに激甘すぎる!



「・・A。今夜、お仕置きな」



物を取るフリをして、Aの耳元で囁いた。



「何でよ?!」


「・・何でもだ」



・・まったく。

Aは全っ然、分かってない!

口元のソース→←危ない人たち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
207人がお気に入り
設定タグ:K-POP , ジュノ , 2PM   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まろん(プロフ) - うわーっ!一気にですか?! 寝不足になりましたよねwwウヨンにもしあわせになって貰いたいのですが、彼には暫くこのままで居て貰います(笑)ジュノペンなので、ジュノが可愛いと言って頂けて嬉しいです(^-^)これからも、よろしくお願いします! (2016年3月21日 16時) (レス) id: 725651be7e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - 寝る間も惜しんで一気に読んじゃいました!!とにかくジュノが可愛い~(#^_^#)あんな風に愛されたいです!!私的には、ウヨンの感じもドンピシャで・・・とにかく、最高に幸せな気持ちをありがとうございます!早く続きが見たいです!! ・ (2016年3月21日 9時) (レス) id: b866d91fc1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まろん | 作成日時:2016年3月11日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。