大ヌナとオレ 13

聞いてない ページ36

心も・・って。

好きとか愛してるとか、本とはもっといっぱい言ってやりたいけど。

・・照れ臭いのもあるし、そんなに言えない。


それでもAは、足りてるのかな？



身体も・・か。

まあ・・会う度、ヤってるけど////

・・だけど最近、減ったよなー。
Aが、すぐ寝ちゃうから。


でも、ヤらなくたって抱き締めるだけでも幸せだから。
会えない時間が多いから、会ったときはずっと、ずーっと抱き締めていたいくらいだし。



Aも、そう思ってんのかな？


抱き締めてやるだけでも、足りてんのかな？




心も身体も、満たされてんの？




「ジュノ？なに、難しい顔してんの？」


「や、別に。ウヨン、そんなのどこで習ったの？笑」


「チャンソンから借りた本に、書いてあった」


「へぇー。すげぇな。笑」



二人とも、どんな本読んでんだよ・・。


だけど、A綺麗になったのか？
帰ったら、良く見てみよう。笑。



「ジュノーー！！」


「あ、噂をすればだね」


「なに？」


「ヌナから聞いてるでしょ？」


「うん？何を？」


「あれっ？！明日、差し入れ持って練習見に来るって」



はっ？

何の話だ？



「・・聞いてない」


「へっ？！あ・・・ヌナ、今日言おうと思ってたのかもね」



そんなこと、ひと言も聞いてない。
いつだって、大事なことを言わないんだアイツは。



「・・・お仕置きだな」


「えっ！！また、お仕置きなの？！・・・どんな？」


「あ？どんなって、そんなの決まってんだろ。笑」


「////あーーっ！！やっぱり、いい。言わなくていいよ」


「うん？あ、オレの番だ。ちょっと行ってくる」



何だよ、チャンソンのヤツ、顔真っ赤にして。
お仕置きって、どんな想像してんだろ。

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