子供のお世話 ページ33
「A。風呂入ろ」
「うん。笑。あっ、ヤダ!こんなところで脱がさないでよ」
「いいじゃん。どうせ脱ぐんだし」
「////イヤ!」
何だ?
ここで脱ぐのとあっちで脱ぐの、何が違うんだよ?
どうせ脱ぐんだから、同じだろ。
しかも、ここでヤルときは普通に脱がされてるじゃん。
Aの照れるツボって、未だに分かんないよなー。
ー
「ジュノの蒸れた頭、良く洗わないとねー。汗かいて、臭いでしょ。笑」
「臭くないだろ!オレの汗は無臭だ」
ごちゃごちゃ言いながらも、オレの髪を洗う手は優しくて、気持ちいい。
Aの髪を洗ってやってると、頭がグラグラと揺れ始めてる。
「A、眠い?」
「んー?ちょっとね、眠いかも。気持ち良くて」
いや・・お前、ちょっとどころじゃないだろ。
その顔、もう寝る寸前だよな?
シャワーでさっさと泡を流すと、湯槽にも入らずに上がる。
「子供じゃないんだから。自分で出来るよ。笑」
「いいから!オレがやってやる」
Aの身体を拭いて、髪を乾かしてやってる間にグラグラッと頭が揺れて、ついには動かなくなった。
ほら・・・寝てんじゃん。笑。
抱き上げてベッドに運んでやると、うっすらと目を開けた。
「ジュノ・・ありがと」
「ん。寝ろよ」
抱き締めてやると、すぐに寝息が聞こえ始める。
まったく・・
独りの時、どうしてんだよ?
ちゃんとベッドで寝てんのかな。
・・心配になるだろ。
何か・・
子供の世話をしてるみたいだ。
ヌナなのに。笑。
だけど、こんなAもオレだけが見れると思うと、愛しくて堪らなくなる。
柔らかい身体を抱き締めながら、Aの寝息に誘われるように、眠りに落ちた。
ー
目を覚ますとAが、クスクス笑いながら携帯を弄ってる。
・・おい、またウヨンか?
「何してんだよ?」
「あ、起きた?ユウがね、カイに赤ちゃんの種のことしつこく聞かれて参ったって言うから、笑っちゃって」
「お前がヘンなこと教えるからだろ。笑」
「でも、従兄弟が欲しいなんて可愛いよね」
「んじゃ、早く作ってやらないとなー」
「すぐには作れないってば」
「んー?練習だよ。オレ、練習熱心だし。くくくっ」
「////やらしい笑い方しないで」
「やらしいオレも好きだろ?笑」
「ふふっ。・・好き」
素直じゃん////
ギリギリまで、練習してやる。笑。
まだ何か言いたそうなAの唇を、キスで塞いだ。
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まろん(プロフ) - うわーっ!一気にですか?! 寝不足になりましたよねwwウヨンにもしあわせになって貰いたいのですが、彼には暫くこのままで居て貰います(笑)ジュノペンなので、ジュノが可愛いと言って頂けて嬉しいです(^-^)これからも、よろしくお願いします! (2016年3月21日 16時) (レス) id: 725651be7e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - 寝る間も惜しんで一気に読んじゃいました!!とにかくジュノが可愛い~(#^_^#)あんな風に愛されたいです!!私的には、ウヨンの感じもドンピシャで・・・とにかく、最高に幸せな気持ちをありがとうございます!早く続きが見たいです!! ・ (2016年3月21日 9時) (レス) id: b866d91fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろん | 作成日時:2016年3月11日 15時