種 ページ25
「お化け屋敷は平気だけど。ホラー映画はダメ」
へぇー。
意外だな。
まだ、オレの知らないことがあったんだ。
ホラー映画が苦手なんて。
可愛いじゃん。笑。
良いこと聞いた。
今度、二人でDVDでも観よう。
くくくっ。
怖がるAが見れるのか。
ギューーッとオレに抱きついてきたりしてな////
「ねぇ。何笑ってんの?!DVDとか借りて来ないでよ?」
「あっ?!な、なんだよ////苦手って言ってんのに、そんなことしないって」
いや・・・するけどな。
絶対、ホラー映画鑑賞会、してやる。笑。
「あ、ちょっと待って。ユウから電話だ。もしもしー?あ、帰るの?うん、分かった」
「なに?ユウさん、なんて?」
「カイ、明日学校だから、そろそろ帰るみたい。帰る前にあたしたちに会いたいって言ってるから、シンデレラ城の下で待っててって」
「ん。じゃ、行こう。笑」
シンデレラ城に行くと、三人が先に着いてオレたちを待ってた。
カイが嬉しそうに、オレのところに走り寄ってくると
耳元でコソコソと内緒話。
「兄ちゃん、あの約束・・守ってね?」
約束・・?
ああ!従兄弟が欲しいって話か。笑。
「ん。必ず守るよ。ねえねには、言ったのか?」
「まだ!」
「ちゃんと、言っとけよ。笑」
「なあに?二人で仲良く内緒話?笑」
「ねえね!俺、従兄弟が欲しいんだ。結婚しないと赤ちゃん出来ないんだって!兄ちゃんはねえねと結婚してもいいよって言ったから、ねえねもいいよって言って?」
「カイ、従兄弟が欲しいの?ふふっ。うん。ねえねも、いいよ。ねえねも赤ちゃん欲しい」
へっ?!
////A、マジで言ってる?
「本とっ?」
「うん、本と。でもね、結婚するだけじゃダメなんだよ?赤ちゃんの種があってね、ジュノお兄ちゃんが持ってるから、ねえねは貰わなきゃいけないの。だから、お兄ちゃんによーくお願いして?」
はっ?
・・赤ちゃんの種?
////はあっ?!
「「////子供にそういうこと言うなって!!」」
あ・・ユウさんとかぶった・・。
「やだ、二人とも仲良しね。笑。だって、本とのことじゃないの」
いや、そうだけど。
そうなんだけど・・さ。
はぁ、何か、すげぇ恥ずかしい////
「パパー!パパも赤ちゃんの種持ってる?見たーい!」
「えっ、パパ?どうだったかなぁ。持ってたかなぁ?・・ほら、カイ。二人に挨拶しなさい。帰るぞー」
「ねえねと兄ちゃん、またねー!」
207人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まろん(プロフ) - うわーっ!一気にですか?! 寝不足になりましたよねwwウヨンにもしあわせになって貰いたいのですが、彼には暫くこのままで居て貰います(笑)ジュノペンなので、ジュノが可愛いと言って頂けて嬉しいです(^-^)これからも、よろしくお願いします! (2016年3月21日 16時) (レス) id: 725651be7e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - 寝る間も惜しんで一気に読んじゃいました!!とにかくジュノが可愛い~(#^_^#)あんな風に愛されたいです!!私的には、ウヨンの感じもドンピシャで・・・とにかく、最高に幸せな気持ちをありがとうございます!早く続きが見たいです!! ・ (2016年3月21日 9時) (レス) id: b866d91fc1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まろん | 作成日時:2016年3月11日 15時