条件 2 ページ3
「条件って・・なに?」
「はい、静かにして。発表します!!ひとつ目ーー。変装すること。絶対にバレないように、すごーく上手に」
「ははっ。何だよ、そんなことか。オレ俳優だぞ?変装くらい大したことないし。笑」
「自信たっぷりだねー」
「当たり前だ。オレを誰だと思ってる」
「空回りのジュノ」
「なんだとっ!?・・完璧な変装をしてやる。楽しみにしてろ」
「はい、ふたつ目ーー。超ダッサーイ格好で行くこと」
おい。
お前、オレの話聞いてないだろ。
はあっ?
待て待て。
ダッサイ格好って・・。
何でダサイ格好で行く必要があるんだよ?
ディズニーランドでダサイ格好とか、勘弁しろって。
「・・・何でだよ?」
「だって、ジュノ目立つもん。ジュノって最初は分からなくても、『きゃあー、見てみて!あの人ちょーカッコ良くない?』『本とだ!・・っていうか、あれジュノじゃない?』みたいなことになるでしょー?」
・・くくくっ。
何だよその、一人二役みたいな小芝居。
可愛い!可愛すぎるって////
しかもさ。
オレのこと
『ちょーカッコいい人』って言ったよな////
はぁ、ヤバイ。
顔が緩む。
あーーー。
抱き締めたいっ////
だけど・・ダサイ格好はイヤだ。
だって、Aと一緒なのに。
せっかくAとテーマパークでデートなのに。
Aだって、カッコいいオレの方が良いだろ。
「ジュノ。ニヤけたと思ったら、目がすんごいほっそーくなってるけど。イヤなの?じゃあ、一緒に行けなーい!」
うっ・・。
一緒に行けないのは、イヤだ。
「・・・・ダッサイ格好で・・行く」
「テギョンの服借りてきて!あ、あれでいいよ。ボーダーとストライプの組合せあったでしょ?ねっ?笑」
その笑顔・・本気で言ってるよな。
ボーダーとストライプ・・。
あの素敵な夢の国で
あんな世にも恐ろしい格好をしろって言うのか。
いやいや。
・・あり得ないだろ、絶対に。
「・・あれだけは、無理」
「じゃあ・・」
「あーーっ!!借りてくる!テギョニヒョンの服、ちゃんと借りてくるから!」
「ん。借りてきてねー。笑」
はぁ。
仕方ないな。
ヒョンの持ってる服の中でも
まともなヤツ借りてこよう。
まともなヤツ・・・
そもそも、そんなもん持ってんのかよ?
「みっつ目ーー。これが最後でーす」
「うん」
「これ、守れるかなぁ・・」
へっ?
そんなに、難しいこと?
・・何だよ?
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まろん(プロフ) - うわーっ!一気にですか?! 寝不足になりましたよねwwウヨンにもしあわせになって貰いたいのですが、彼には暫くこのままで居て貰います(笑)ジュノペンなので、ジュノが可愛いと言って頂けて嬉しいです(^-^)これからも、よろしくお願いします! (2016年3月21日 16時) (レス) id: 725651be7e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - 寝る間も惜しんで一気に読んじゃいました!!とにかくジュノが可愛い~(#^_^#)あんな風に愛されたいです!!私的には、ウヨンの感じもドンピシャで・・・とにかく、最高に幸せな気持ちをありがとうございます!早く続きが見たいです!! ・ (2016年3月21日 9時) (レス) id: b866d91fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろん | 作成日時:2016年3月11日 15時