席順 ページ16
おいおいおい。
何で・・こういうことになるんだよ?!
オレはチビ二人に挟まれて、その向こうにユウさんが座ってて、オレの向かいにA。
そしてAの隣には・・
「ウヨン!!何でAの隣に座るんだよ!」
「えーっ?いいじゃん、もう座っちゃったしー」
「良くないっ!!」
全っ然良くない!
さっきからずーっとウヨンがAと一緒に居て、オレなんてろくに会話もしてない。
「あはは。ジュノ、唇尖ってるよ」
「本とだー。兄ちゃんの口、こうなってるよ?」
Aのひと言に、カイがオレの真似をして唇を尖らせると皆が一斉に笑った。
「・・Aまで笑うなよ」
それでも、尖らせたままの唇。
だってオレ、完全に拗ねたんだからな!
「あ、俺が姉ちゃんと代わりましょうか?」
「あ・・いや。大丈夫です。あははっ」
ユウさんが気を遣って言ってくれたけど。
だって、どうせAの隣じゃないし・・。
「ユウ、あたしがそっちに行くから、代わってよ」
結局、Aとユウさんがチェンジすることになって、ウヨンの隣にはユウさんが座った。
この方がまだ、いいか。
Aが、ウヨンの隣じゃないからな。
「まったく、席くらいで・・子供だね、本と」
「煩い、お前に言われたくない!」
ウヨンがAにベタベタするから悪い。
そうこうしてるうちに、注文したものが運ばれてきて食べ始める。
「おいしいー」
レイの声に振り向くと
うわああっ!!
何だよ、盛大に食べ溢してやがる。
あ・・そうだった。
チビの隣だと、落ち着いて食えないんだった・・。
オレが慌ててレイの手や服を拭いてやってると
「兄ちゃんのポテト貰っていい?」
「あー、好きに食え」
「うん。笑。ありがとー」
横からカイの手が伸びてきて、オレのポテトを食い始める。
「あー、ジュノさんにそんなことさせちゃって・・すみません!」
「あ、いいえー。笑。A・・おい、A!」
「ん?なあにー?」
なあに、じゃなくってさ。
呑気に食ってないで、お前もレイを見てやれって!
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まろん(プロフ) - うわーっ!一気にですか?! 寝不足になりましたよねwwウヨンにもしあわせになって貰いたいのですが、彼には暫くこのままで居て貰います(笑)ジュノペンなので、ジュノが可愛いと言って頂けて嬉しいです(^-^)これからも、よろしくお願いします! (2016年3月21日 16時) (レス) id: 725651be7e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - 寝る間も惜しんで一気に読んじゃいました!!とにかくジュノが可愛い~(#^_^#)あんな風に愛されたいです!!私的には、ウヨンの感じもドンピシャで・・・とにかく、最高に幸せな気持ちをありがとうございます!早く続きが見たいです!! ・ (2016年3月21日 9時) (レス) id: b866d91fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろん | 作成日時:2016年3月11日 15時