2PM LOVE (短編集) (ページ6)

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とある冬の日(JH) ページ6

くちびるが離れると

今度は首筋から鎖骨へゆっくりと

くちびるを滑らせながら

オレの服を脱がしていくA。

露わになった上半身に

Aの手が這わされると

そのままオレの胸の先端が

また、熱いくちびるに含まれていく。

「・・・はぁ・・っ、A・・」

熱い吐息を漏らし始めたオレを

濡れた瞳で見つめる。

「A・・・っ」

吐息混じりにAを呼ぶと

「・・・ジュノ」

顔を上げたAが

甘く濡れた声で、オレを誘う。

そんなAを見つめながら

ああ・・もしかして。

チャンソンがあんなに

ニヤニヤしてたのって

こういうこと・・？

ふと、そんな疑問が浮かんだけど

Aから与え続けられる

甘い刺激に

オレの疑問は瞬く間に

どこかに追いやられていった。

ー

「・・ジュノ」

「・・すっげぇ、エロイ顔。お前、やりたくなったんだろ」

やらしいAも好きだけど。

このままAに

主導権握られっぱなしなのも

悔しくて。

精一杯、上から言ってみるけど。

「うん。このまま・・しちゃおっか」

甘く囁きながら

何度もキスを落とすAが

めちゃくちゃ色っぽくて。

今日は、このままAに

攻められるのも悪くないかも。

甘いくちびるを味わいながら

そんな風に思えてくる。

「・・いいけど。ココで？」

「・・うん」

珍しい。

リビングでなんてヤダって

いっつもイヤがるのに。

コレは、もしや・・コタツ効果か？

いつもと違うシチュエーションってヤツが

そうさせるとか・・？

「だって・・こっちのジュノは、ココで今すぐしたいって言ってるもん。ほら・・ね？」

ひんやりとした、A手が

スルスルと下へと降りていって

熱くなったソコへと直接触れた。

「っあ・・っ！イキナリ手突っ込むなんて。お前、やらしい女だな」

「だってジュノ、やらしい私・・大好きでしょ？」

悪戯な笑みを浮かべながら

Aの手が、ゆっくりと

オレ自身を撫で上げてくる。

「・・好き。すっげぇ好きだけど・・ぁっ、ちょっ、A、待って・・」

「やだ・・待たない」

そう囁くと

オレを見つめたまま

屈んだAの口腔内へと

包み込まれていく

あ"ーーーーっ・・・

マジか・・・

それは、ヤバいって。