モヤモヤ ページ2
先に帰って、一人でシャワーも浴びたし。
コンビニでご飯も買ってきて、食べた。
・・あとは寝るだけ。
今日は、先に寝る！
絶対、寝る！
それにしてもヌナ・・遅い。
いつ帰ってくるんだよ？
もう日付変わってるじゃん。
「ヌナーーーー。早く、帰ってこいよ・・」
ゴロンッとソファーに横になった時
ガチャガチャと鍵の開く音がした。
あっ！！
帰って来た。
パタパタと、慌ててベッドに入って目を閉じた。
よし。
寝るっ！！！
きっとさー。
『ジュノ、ただいまー』って
優しく顔を覗きに来るはず。笑。
「ふぅ。あー、楽しかったなぁ。飲み過ぎちゃったぁ・・」
・・ぷっ。
でっかい独り言だな。
ちょっとドキドキしながら
ヌナが来るのを待ってるのに
一向に来る気配がない。
ドアを少ーーしだけ開けて
リビングを覗いてみる。
あれっ、ヌナ？！
こっち、来ないじゃん。
寝室に来るどころか
オレを全く気にもとめていないみたい。
あ・・マジかよ。
風呂に入ってる。
はぁ。
リビングにオレが居ないんだからさー
普通はさー
『ジュノもう寝てるのかな？』
とかって見に来るだろー？！
あ・・。
オレが来てるの
忘れてるわけじゃあ、無いよな？
まさか・・だよな。
あーーー、無理。
寝てなんかいられない。
だいたい、何時だと思ってんだよ。
こんな時間まで・・心配で。
本当に、友達と二人だったのかな？
はっ。
まさかまさか。
・・男も一緒だったとか？
あーー、ダメだ。
モヤモヤする。
こんなの、眠れるわけないっ。
ベッドから飛び起きると
ソファーにドサッと座った。
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作者名：まろん
| 作成日時：2015年9月15日 23時
