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まるで女の子みたいに頬を赤らめる潤くん。
バイト先の先輩に頼んでスーツ借りて、
料理も手の込んだの作って、プレゼント渡す準備して・・。
ホントはさ、帰ってきた潤くんにクラッカーでもって思ってたけど、
怖がってたから予定変更。すぐにパって電気をつけちゃった。
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でも、シミレーションは完璧だったのに、
・・こんなに可愛い顔してもらえるなんて思ってなかった。
反則だ。こんな顔、反則だよ潤くん。
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潤「んっ・・」
一度だけキスをすると、驚く潤くん。
なんで自分の可愛さと愛おしさ、全部自覚ないわけ？(笑)
潤「か、ず・・かっこいい、王子様みたい・・」
ほら、こんな嬉しいことを素で言っちゃうんだから。
和「・・ふふ、じゃあ潤くんは俺の姫君？」
潤「ちょっ、姫って・・！」
和「――じゃあ、姫君へ。お伝えしたいことがございます」
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照れてる潤くんへ膝をついて、上目で見つめる。
潤「ちょ、和・・？」
・
不思議がる潤くん。
俺はポケットに手を入れ、小さな箱を取り出す。―――手には２つの箱。
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和「――俺と、結婚してください」
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１つ目の箱を開けて、潤くんの細い指へ通す。
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そして、もう１つ開ける。
俺の指にもつけてる指輪と、同じ物が入ってる箱。
・
潤「え、和・・指輪、つけてた・・？」
今気づいたんだ(笑)さっきからついてたのに・・。
まぁ、好都合だけどね。
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和「だってこれ、結婚指輪ですからね？」
・
潤くんの指に２つ目の指輪を通す。
潤「・・んぇ〜・・？」
ふふ、変な声(笑)
潤「なにそれ、かっこいいよかずぅ・・」
和「ふふ、それはよかった(笑)」
大きな瞳を潤ませつつ、嬉しそうに指に通された指輪を見る潤くん。
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潤くんにあげたかった物。
それは、結婚指輪と婚約指輪。
書類上も、周囲の人にも、認められない結婚。
ちゃんとした物はできないけど・・・。
・
和「俺と結婚、しよ？潤くん」
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――２人の間で認められれば、結婚なんてできるでしょ？
・
年上、年下。
そんなの気にして、傷つけた。だけど・・。
・
潤「・・はいっ、いっぱい、はいっ・・！」
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今、嬉しそうに泣き笑う潤くんが腕の中にいるから。
俺は、誰よりも一番幸せな「結婚」を彼としよう。
・
和「俺より先に、生まれてくれてありがとう」
潤「おれよりあとに・・生まれてくれて、ありがとー・・」
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しゅん(プロフ) - こんばんは。このお話も大好きで、続きを楽しみにしていました。潤くんも翔さんも苦しんでいたから、悲しくない終わり方でよかったです。これからも楽しみにしています（≧∇≦） (2016年11月15日 18時) (
レス) id: 149eaed56c (このIDを非表示/違反報告)
ryou(プロフ) - こんばんは。こちらには初めて書き込みさせてもらいます♪ふわふわでかわいい年上潤君とちょっとしっかり？してるように見えてヤキモチ妬きな和君二人がとてもかわいくて楽しませてもらいました(*^^*) (2014年11月4日 22時) (レス) id: d42aa69258 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - すいません 2回やりました。 (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2014年8月30日 1時
