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「いつもありがとうございます」
常連の奥様にお釣りとレシートを渡して
ふと時計に目をやる
あれから１時間が経ってる
大丈夫…なのかな
「Aさん 笑
心配なら連絡してみたらいいんじゃないっすか？」
私が何度も時計を見るからか、
天板を運んできたユファンが言う
「うん、そうしようかな…」
バックヤードでケータイを取り出すと
「Aー！」
お店の方から呼ぶ声がした
慌ててドアを開けると
ホソクと、ホソクに支えられるようにして
ジョングーくんが立っていた
「バカ、病院は？」
「行ってきた！
な、A
ジョングー看てやって！
コイツ、１人で大丈夫だって言うんだけどさ
心配なんだよ、無理しそうだし…」
『…ヒョン、ほんとに大丈夫ですって…』
力無く呟くような声でジョングーくんが
ホソクを見る
「だっておまえ、飯とかどうすんだよ！
まだ熱下がってないんだし
俺たちに甘えろって言ったろ？」
ホソクがジョングーくんの額に手をやる
「A、頼むよ」
熱で潤んだ瞳のジョングーくんが
苦しそうに呼吸を繰り返す
ホソクがあんまりにも必死に食い下がるから
「わかった…
じゃ、上に連れてって寝かしといて
後から行くから」
折れてやるしかないじゃんね？
「わり、頼むな？」
ホソクはグッタリしたジョングーくんを
抱えるようにして店を出て行った
「…妬けちゃいますね〜 笑 」
ユファンのひとことに笑う
そういえば、誰かのことに一生懸命なホソクは
初めて見たかも…
さ、早めにお店閉めなきゃいけないし
ワークキャップをかぶり直して
パンを並べる
それにしても…ジョングーくん
うちに泊まるってことだよね？
病人の看病なんかしたことないぞ？
でも…
早く元気になればいいな
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しむちゃん - ムフフ、ほこほこしますね(^^)頑張ってください楽しみにしてます！ (2017年10月15日 0時) (
レス) id: 5cbc995f62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mac | 作成日時：2016年2月16日 21時
