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リード「いやいやいやいや、ムリだよ!!
そんな、どでかいイベント出られないって!!」
ケロリ「あら、なんで?」
リード「だってアクドル大武闘会って、全魔界中継でしょ!!
そんな場所で、じょっ女装して移るとか…!!
いよいよ、おムコにいけなくなる…!!」
ずぅん…と落ちこむ彼。
ケロリ「ど〜してもダメですか?」
リード「ひっ、いっいくらくろむちゃんのお願いでも…これは…」
ぎぃやぁかわいいって照れながらも言っている彼。
ケロリ「“ギャリーちゃん”も来るわよ?」
リード「!」
ロックアクドル“ギャリー”
力強い歌声と派手なパフォーマンスで大人気。
くろむと並び立つ若手のホープ。
リード「出ます。」
3人「「「リード/くん!??」」」
さっきまで嫌がっていたのに、うって変わったの表情になった。
それもリボンまで手に持っていた。
リード「僕、めっちゃくちゃファンなんだよ!!
収穫祭の間もずっと聞いてたんだから、会えるの!?まじで!?」
興奮が隠せれない彼。
ケロリ「3人とも、武闘会はアクドルにとって重要な祭典…
私はできない人をパートナーにしない。
位階「8(ケト)」のアクドル!頼りにしてるわよ…!!」
《かくして、彼らは武闘会に向けて一致団結し…》
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マネージャー(ギャリー)「くろむちゃん側のメンバー表です。
何人か新人がいるようですね、ギャリーさん。」
マネージャーに渡されたアクドル大武闘会のプログラムの紙に目を通した。
ギャリー「ハッ!!どんな手足集めようが関係ねぇ。
あたし様が、おめぇのアクドル人生を終わらせてやんよくろむ。
そして、あたしは“アンタ”に認めさせますので―――さん。」
彼女の言った―――さんとは、一体誰なのか。
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作者名:猫 | 作成日時:2024年2月6日 14時