第１７８話 シンユー会議 ページ3
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視点なし〜
悪魔学校１年、問題児クラス。
《当初は、学内の異端扱いだった彼らだが…
１年生で全員『４』以上という偉業を成し遂げた。》
悪魔学校中の注目を集めたのは勿論のこと…
その噂は魔界全土、地方でもささやかれ…彼らの存在を多くの悪魔が知ることとなった。
「やっぱすげえよ、問題児クラスは！」
「前々から思ってた、アイツらはなんか違うって！」
「ホントか？」
「カッコいいよね〜〜〜」
「なんたって王の教室を使ってるしなぁ！」
「高位階同士で、どんな話をしているんだろう〜」
「そりゃあ、めちゃくちゃ高潔な話だよ！」
悪魔学校でも、渡り廊下から王の教室前まで噂されていた。
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―――――
雷斗ＳＩＤＥ〜
―――ズン…
アリス「全員揃ったな。
ではっ、これより「オトモダチ」及び「シンユー」ってなぁに説明会を行う！！」
問題児「「おぉ〜〜〜！！」」
皆が集まり、なんかくだらなそうな会議の幕が上がった。
―――バァン！
アリス「まず！“オトモダチ”とは！
共に時を過ごし苦楽を分かち、そしてその御二方のためならば命を賭す血の契約！！」
リード「あ〜〜〜アズアズとクラりんがカイトくんとフタバちゃんに誓ってるやつでしょ？」
ジャズ「改めて聞くと、えぐいな。」
勿論、これはアスモデウスの独断と偏見で作られた２人に関する語録だ。
アリス「だが“シンユー”は、さらにその上！！」
問題児「「ええっ！？」」
驚く彼ら。
アリス「オトモダチの中でも選ばれし者だけが許されし称号！！
そう！
まさしく魂の契約！！
死してなお、その御二方に尽くすという未来永劫の契り！！」
問題児「「(おっ重ッ)」」
ヤバすぎだろ…
リード「ヤバくない？クラりん、分かってる？」
クララ「うん？」
アリス「これは私とアホクララ２人の特権！
しかし喜べ！
フタバ様とカイト様は、こうも仰っていた！
問題児クラスは“全員”！“オトモダチ”だと思っていると！！」
問題児「「勝手に契られた！？？」」
凄ぇ怯えられてる…
海斗「ただいまぁ〜」
二葉「今、戻ったぞ？」
その時、花壇のお手入れを終えた２人と“アイツ等”が戻った。
―――ドドドドッ
リード「カイトくん、フタバちゃん！！僕らが２人のオトモダチって本当なの！？」
２人「「え！？/は？」」
急に接近する彼ら。
２人は、何が何やら分かっていない。
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作者名：猫 | 作成日時：2024年2月6日 14時
