龍ヶ丘高校【ハイキュー】 (ページ10)

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６話ページ10

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秀ＳＩＤＥ～

午後の練習は、ゲーム式で色んな高校の奴等と対戦。
最初は、俺等のチームと白鳥沢と対戦だ。

―――ピー

海斗「………」

笛と同時にジャンプサーブを打った。
白鳥沢のリベロがボールをとろうとしたが、海斗の威力が強すぎて２階に飛んでいった。

山形「…っ」

そして、次も同じところを打って点を稼ぐ。
だが５点目に入ったときにリベロにとられ、それをセッターが上手く繋げ牛島へと渡った。
強烈なサーブだった。

獅音「あれぇ～？白鳥沢って、思ったより弱くねぇか？」
白鳥沢「「……」」ｷﾞﾛ

あいつ、試合中に無駄話をしてやがる。
舐めてんのか？
１セットは俺等が先にとった。
２セット目の終盤へと行こうとしたとき、獅音は言ったのだ。

獅音「調子でも悪いのか？
宮城県代表で絶対王者って言われる割に弱っちくてガッカリしたわ～」

蓮「おい獅音、いい加減にしろ。」
累「言っていいことと悪いことの区別もつかないのか？」
海斗「………」ｲﾗｲﾗ

獅音「だってホントのことじゃん。弱ぇ奴等と戦ってメリットなくねぇか？」

そう言い終わった獅音に向かって殺気が飛んできた。
勿論、それは俺等にも分かるほど。

二葉「………」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

獅音「ｿﾞｸｯ)～～～っ//！！まあ、これぐれぇにしておくわ。」
秀「気色悪ィな。」
雷斗「全くだ。」
紗良「獅音は、鈴宮さんに怒られると嗚呼だよな？」
蓮「まあ、アイツは超がつくほどのＭだからな。」
累「同意。」

そう、獅音は二葉に殺気を送られたり、ゴミを見るような目で見られたり、叱られると喜ぶドＭなのだ。

結局、２セット目も俺等がとったのだった。
白鳥沢の面々が悔しがる顔を見て、獅音は妖艶な笑みを浮かべて頬を赤くしていた。
そんな獅音を傍から見て、いつもながら壊れてんなと思う俺等だった。
その後も、色んな高校との戦って全勝した。