純度100％天然男子。*part2*【名前変換オリジナル】

42*突然の ページ2

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(人5)「ははっ、呼び捨てでいいって言ったのに」


笑いながら、そう呟く。


あ「...(人5)」


(人5)「よしよし、いい子だね♪」



そう言って優しく私の頭をぽんぽんする。


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(人5)「...泣いてるの?」

あ「ふえっ!?」

(人5)「...目が赤くなってる。泣きたいの?」


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見抜かれた。


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あ「...そんなんじゃないから」


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(人5)「俺。見ちゃったんだよ、ね」



あ「...え?」


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急に(人5)は悲しそうな顔をして私を見る。


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(人5)「(人2)と女の子がキスしようとしてたの」

あ「っ...」


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思い出すたび、また涙が出てきそうだ。


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(人5)「それ見ちゃったんだよね?...Aちゃんも」

あ「っ、」


(人5)「ごめん、Aちゃんの名前、(人2)から聞いたんだ。

勝手に名前呼んじゃって、ごめん」


あ「...大丈夫、」


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優しいな。


紳士だ。


(人5)はきっと、王子様のような人なんだろうな。


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勝手に想像してしまうけど...。


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(人5)「ねえ、突然だけど」

あ「はい?」


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(人5)「俺が、Aちゃんの事好きって言ったら、どうする?」

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