フッタ ページ27
タクとソナちゃん
皆に囲まれて、とても楽しそうに笑っている
「「カンパ〜イ！あははははっ！」」
そんな皆を、私は皆が座るソファの一番端で見ていた
彼が真ん中で、それを囲むように皆がいて
タクとソナちゃんは、彼の隣で笑っていて
とても幸せな光景
その雰囲気のせいか、皆のお酒もどんどんと進み
彼も相当な量のお酒を消化していった
「Aは彼氏作らないわけ？」
彼の友達
今夜はたまたま横に座った私に話しかけた
「好きな人がいますからねぇ〜(笑)」
「あぁ(笑)ジェジュンか」
「はい(笑)」
彼はジェジュンよりも歳上で、いつも皆に優しい
私とも気さくに話をしてくれる
「じゃぁ、もっとアピールしなくちゃなぁ」
「いつも言ってますよ？好きだって(笑)」
「本気だって思われてないんじゃないの？」
「それでも良いですよ(笑)伝えることが意味があるんです」
「ふぅ〜ん」
「ふふっ(笑)」
グラスのお酒を一口飲むと
彼はジェジュンの話をした
「俺、てっきりジェジュンには他に好きな人が出来たんだと思ってたんだけどなぁ〜」
「…そうなんですか？」
「うん。ちょっと前に付き合ってた彼女と別れたろ？」
「はい」
「それは、他に好きな人が出来たからだと思ったんだよなぁ〜」
「ジェジュンさんに…ですか？それとも、彼女さんに？」
「勿論、ジェジュンだよ。
ジェジュンが自分から別れたんだから」
「えっ…あの…振られたって…」
「あいつが振ったの。理由は分からないけど」
「…っ」
どういう事なんだろうか
確かに彼は私に”振られた”と言った
間違って聞いたわけではないし
彼の口から直接『振られた』と聞いたのに…
なんで私に『振られた』と言ったのだろうか？
自分のファンでもある私に、気を遣ってそう言ったのだろうか？
今聞いた話が本当ならば
彼は新たに好きになった人と付き合っていても不思議ではないのに
今は誰とも付き合っていない
彼の口からそんな話は最近聞いていないのだ
どうしてだろう…
「こうして友達と楽に飲んでる方のが楽しいのかな？」
「そうですかね…」
「ジェジュン、今フリーだからガンガン行ってみる？」
「ガンガンは…(笑)ガンガン行っても相手にされないけど」
「そうかなぁ〜？俺なら、AだったらOKだけど？」
「あはは(笑)嬉しいです。ありがとうございます」
「本気にしてねーなぁー」
なんで”振られた”なんて私に言ったのかなぁ…
それが気になった
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裕(プロフ) - やっとですが(^^;かき終えることが出来ました。待っていてくれた皆様、ありがとうございました。 (2015年5月7日 2時) (
レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
ジヘ(プロフ) - はじめまして。一気に読んじゃいました。続きも気になるので是非パスワード教えてください。よろしくお願いします。 (2015年5月5日 2時) (レス) id: 63f122171b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 皆様へ。たくさんのメッセージありがとうございました。パスですが、書き終えてから公開しようと思っています。我が儘をお許しください。なるべく早く書けるように頑張ります。ごめんなさい。 (2015年5月4日 2時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
n_opoue(プロフ) - はじめまして。ずっと裕さんの作品を読んでいます。この作品も大好きです。続きを楽しみにしています。パスワード、ぜひ教えていただけませんか？よろしくお願いします。 (2015年5月3日 23時) (レス) id: 0b78b173ea (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - こんにちは！パスワードが必要なので続きを読むのを諦めましたが我慢ができませんでした！宜しくお願いします！ (2015年5月3日 18時) (レス) id: 4a8dab7ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2015年3月23日 11時
