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溺愛3 涼介side ページ5

先生「おい、何で此処に呼び出されたか、分かるか?山田」




うん…。




ただ単に、廊下歩いてたら声掛けられただけなんだけど



それに、分かるか?って聞かれても分かるわけがない




山「分かんないっす」




はぁ〜と溜息を吐かれた




先生「来週、テストがあるの知ってるな?」




あぁ、テストね。




山「もちのろん勉強してませーん」




そう言うと、鬼のような形相でこっちを見てきた




先生「次のテスト、2年に進級出来るかが試されてるからな。赤点2つ以上取ったら」




山「取ったら?」




先生「2年になんか進級できません!」




はぁ?マジかよ!




柊さんのこと毎日見れないじゃんっ!




山「嫌だ」




先生「じゃあ、頑張って勉強するんだな」




はははははは〜と高笑いする先生




職員室を出た後、伊野ちゃんと大ちゃんの元に行った




伊「はぁ?また勉強会〜?絶対嫌だ!」




有「ていうか、無茶すぎでしょっ!二教科赤点取ったら、進級出来ないって!」




俺も大ちゃんに一理あるよ。




山「だから伊野ちゃん!勉強を教えて下さいっ!」




伊「教える人もう一人適当に誘うから、今日大ちゃん家ね」




嫌そうな顔をして、教室を出る伊野ちゃん




誰、誘うんだろ…




柊さんが良いな〜




なんつって

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作者名:夏蜜柑 | 作成日時:2015年11月8日 16時

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