【ハイキュー】先生、席替え求めます

席替え19｢赤面｣ ページ22

｢なので、なってもらいますよ｣

マネージャー、と後に付け加え私を見る。

ふん、お前さっきの許さないからな。君付けなんてしてもらえると思うなよ

｢なーりーまーせーんー！｣

私なりに機嫌が悪いアピールをしているつもりなのに全然動じない国見。金田一はもうボーッと外を見てるよ。死ぬな。


｢そーですか、とりあえず放課後部活来てくださいね｣

｢やだね｣

そう言い放ち私は教室に戻ろうと前足を踏み出す。



否、踏み出そうとした。


グイッと腕を引っ張られ、国見の胸に飛び込む。
全く状況理解ができてない私を見て耳元で


｢…_______________｣

と、言った

顔が熱くなるのが自分でもわかった。咄嗟に出た言葉。

｢行きますっ！！｣

何故か敬語になった。そんな私をみて国見は微笑む。



｢顔、真っ赤ですよ｣




*

その言葉を聞き流し私はトイレへ駆け込み顔を確認する


顔、真っ赤だ。後輩相手に何やってんだろ…
でも、あの言葉は反則だ


｢…来ないとキスしますよ｣


なんて。




*




え、これって国見落ちだっけ

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