64 ページ15
あばあさんは21時には寝ちゃうから
用意してくれた部屋で一人
ケータイでゲームをしてた
強い風が窓を叩く
古いお屋敷のためか
ガタガタ震える窓に恐怖を感じた
その時、雷が鳴り始めた
怖いよぉ〜
私は枕を抱きながらお隣のミツさんの部屋をノックする
「はい」
『ミツさん…………』
私の声にびっくりしたように
ドアを開けて部屋から出てきてくれた
「どうした？」
『あのっ…………』
「ん？」
『雷が…………』
「雷が？」
『怖いんですけど…………』
「はぁ？」
ミツさんは半分笑いながら
「それで枕を抱いてるわけ？」
『はい』
「それで俺にどうしろと？」
『雷が落ち着くまで一緒に居てもいいですか？』
「普通に考えてダメだろ」
『え〜！なんでですか？』
「お前なぁ………もう高校生なんだから
色々考えろよ。雷も我慢しろ」
『どうしてもダメですか？
本当に雷怖いんです』
私は必死にお願いするも
「ダーメ。部屋に戻りなさい」
パタンと閉められたドア
優しいミツさんなら一緒にいてくれると
思ってたのに…………
『はぁ………』
ため息をついて私は部屋に戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 990人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じゅん(プロフ) - みちこさん» みちこさんこんにちは！この作品に出会ってくれてありがとうございます！爆イケミツさん最高ですよね(//∇//) 主人公うらやましい♪ (2019年5月16日 17時) (
レス) id: e1592c820e (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - こんにちは(^_^)素敵な作品ですね(^_^)癒されました(^_^)この作品のミツさん、爆イケ(//∇//)主が羨ましいです(//∇//) (2019年5月16日 11時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - yammyさん» 最後まで読んでいただいてありがとうございます！是非次の作品もよろしくお願いいたします(*￣∇￣)ノ (2019年3月4日 7時) (レス) id: e1592c820e (このIDを非表示/違反報告)
yammy(プロフ) - 凄く楽しかったです！続編や次の作品も楽しみにしてますね！ (2019年3月4日 1時) (レス) id: e53e9b29e1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - kama1619さん» kama1619こんばんは！楽しんでもらえて嬉しいです♪次回作も朝更新になると思いますのでよろしくお願いいたします(^-^) (2019年3月3日 19時) (レス) id: e1592c820e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じゅん
| 作成日時：2019年2月13日 7時
