最後の恋だと思ってた

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たどり着いたお蕎麦屋さんは
隠れ家的なお店でとても素敵な
雰囲気のお店だった


『すごく素敵なお店……』


全室個室のお店で本当に落ち着く
お蕎麦だけではなくお寿司や天ぷらも
ありメニューも豊富だ


「僕の大好きなお店なんです
なかなか一人で入りにくくて
付き合ってもらえて嬉しいです」


どれも美味しそうだったけど
北山くんおすすめの
天ぷらとお蕎麦のセットになっている
メニューにして
二人で同じものを頼んだ


『素敵なお店知ってるんですね』


「食べるのが好きなんで色々調べて
気になるところは行ってみるんです
渡辺さん何が好きですか？」


『私は麺類が大好きなんでラーメンや
うどんとかお蕎麦とか好きですね
あとハンバーグも』


「すごい美味いラーメンと讃岐うどん
の店知ってるんで今度行きましょう
僕がご馳走しますんで
ちなみにハンバーグは僕が作ったのが
一番ウマイです！」


『料理好きなんですか？』


「他のものは全く作れないんですが
ハンバーグ好きなんで練習して
極めました！本当にウマイんですよ」


あまりにも自信満々に力説してるから
北山くんのハンバーグを食べて
みたいなって思った


そんな時


店員「お待たせいたしました」


運ばれてきたお蕎麦と天ぷら


「『いただきます』」


一口食べただけですぐわかる美味しさ


『美味しい！』


「久しぶりに食べたけどやっぱり
うまいなぁ！」


本当に美味しかった
でもきっとそれだけじゃない
北山くんとの何気ない会話も
美味しく食べれた理由だと思った

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