最後の恋だと思ってた

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気がついたら私は自分の部屋の
ベッドで寝ていた


時計を見たらAM11：00を少し過ぎていた


喉が乾いていたから
ベッドから起き上がりキッチンへ向かった


母「A起きたの？体調どう？」


『たぶん大丈夫』


冷蔵庫から水を取りだし一気に寝みほした


『ねぇ、お母さん
私……昨日どうやってベッドに…？』


「北山さんって方がフラフラの
あなたを支えて送ってくれてね
玄関に入ったとたん意識を失って
北山さんがベッドまで運んでくれたのよ」


『運んだって？どうやって？』


「お姫さまだっこっていうの？
軽々と抱えて運んでくれたのよ
お父さんも美紀もいないかったから
すごく助かったわ」


すごい迷惑かけちゃったな


「すごく心配してくれてたよ
会社でもあんまり食べてないようだって」


『そっか』


「残業前に会社で適当に食べてるって
言って家で晩ごはん食べてなかったけ
ど、あれ嘘だったの？」


『ごめん……
全く食べてないわけじゃないけど
食欲無くて嘘ついてた
心配かけたくなくて』


「今度から食欲なくても食べれそうな
もの作っておくから必ず食べなさい」


『うん。ありがとう』


「ちゃんと北山さんにお礼言いなさいよ。さんざん迷惑かけたんだから」


『うん』


「お昼ごはん今から作るから
ちゃんと食べて沢山寝なさい！」


私はいろんな人に迷惑をかけている


ちゃんと前を向いていかなきゃ
まずはちゃんと食べてしっかり寝る事


そんな当たり前の事だけど今の私は
それすらも出来てなかった


でもこの日、私はしっかりと食事を
とりぐっすりとの寝る事ができた

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