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本番とりまーす!って声がかかるのに、
「ユンギヒョンいません」
ミン・ユンギ待ち。
しばらくしたら、ふらふらと登場し、スタンバイ。
本番……
カットの声がかかると、今までの気だるそうな雰囲気はどこへ行ったんだ……
「みなさんのまえで、かっこいい姿をみせられるようにがんばって準備しますね。楽しみに待っていてください!」
え?
ミンユンギは、何かが乗り移ったのか………
笑顔で完璧な日本語のセリフを言ってのけた。
あぁ、これがプロ?! ……これが、アイドルというものなのか。
「はい、OKでーす。
先生、セリフや発音の間違いとかはなかったですか?」
え?
スタッフから声を掛けられた。
「あー、はい、大丈夫です」
じゃ、解散です、お疲れ様でした。
その言葉を合図に、ミンユンギは被っていたキャップをとり、また不機嫌そうに猫背で去っていった。
……なんなんだ、あの子。。。
「せんせ!ボクどうでしたかー?」
「あぁ、テヒョンくん、すごく上手でした」
「よかった♡」
「みんなすごく上手に出来てたけど、練習したの?
あの…ミンユンギくんは授業中寝てたから…もしかして、テヒョンくんが教えてくれたとか?」
「あのヒョン、作業が大変で寝る時間ないからね。
ダンスの練習でもそう。
やる気なさそうだけど、本番はヤル男なんだわ」
「そういうヒョンだって、ダンスの練習真面目にしないじゃん!」
「うるせージョングガー、コラー!」
わちゃわちゃしだしたので、私は退散。
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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます!たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い!甘すぎる!ユンギが甘すぎる!最高すぎる! (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと | 作成日時:2023年2月17日 21時