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ユンギの事は、知れば知るほど、どんどんと好きが増し、愛し合っている
無愛想なユンギが懐いてくる様子は、小さい頃にいたおばあちゃん家の飼い猫のようだ
ベッタリくっつく訳ではないけど、どこか私の体の一部に密着して丸くなって寝ている
でも、おとなしいネコちゃんかと思えば、急に発 情期のネコみたいになる
私を組み敷き、上から見下ろす発 情期のオス猫
「センセ……」
ん?
せんせ?
最近はヌナって呼んでたよね
「ねぇ、曰本語だけじゃなくてさ……
オトナのア・ソ・ビも教えてよ、センセ」
いやいや……なんなのよ、この色気あるオス猫
私よりも色々と詳しそうなこのネコに教える事なんてないわよ。
何も言えない私に、さらに追い打ちをかけてくるネコ
「ねぇ、センセ、日本語でこういう事すんのは、なんて言うの?
ねぇ、曰本語で、ココは何て言う?
教えてよ、センセ。」
そして、私の中に指を入れながら
「ね、コレ、いい?曰本語でこういう時、なんて言う?
言わないとやめちゃうよ」
って。
この子、口数少なかったハズよね……次から次に与えられる快感で答えられない私に、さらに追い打ちをかけてくる。
「ねぇ、どーしたのよ、センセ?
ちょっと前まで人妻だったんじゃねぇの?
人妻ってなんか、イケナイね……」
なによ!
「も、元人妻なんか嫌なんじゃないの?」
なんだか、腹が立つ。
すると、
「わりぃ、ヌナ……変な事思い出させた……
オレも、あの亭主の事思い出すと、狂いそうになる……
忘れさせてやるから……」
そう言って、噛み付くように、私の身体を這う
激しく求めてくるかと思えば、ネコがジャレあうかのように、甘噛みをしてくる。
完全にユンギのペース。
そして、本当にネコなんじゃないかと思う程の舌使いと運動量。
若いってスゴいの?
いや、歳はそんなに変わんないよね……色気のあるネコに意識が飛びそうだ。
「ねぇ、前にオレがフラれたって勘違いしたヌナが言ってたっけ
想いはちゃんと口にしないといけねぇんだよな……ヌナ……伝わってる?
オレ、ほんと、ヌナを愛してるから……」
熱い吐息と共に耳を甘噛みし、べろりと舐めながら囁いてくる。
「いやっ、あっ、変に…なっちゃう……」
それなのに、
「ふっ…もっとおかしくしてやろか……」って
あぁ、感情が抑えられない……ユンギ……たくさん愛して…たくさん愛してほしい……
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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます!たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い!甘すぎる!ユンギが甘すぎる!最高すぎる! (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと | 作成日時:2023年2月17日 21時