38 YG ページ38
会社内での告白。
メイクかスタイリストか事務だかよくわからん子。
そもそも関心がないから知らない。
｢彼女にしてもらえませんか｣
そう言われたと同時に通りかかるセンセ。
先生と目が合い、口から勝手に出た言葉。
｢無理……好きな人いるから｣
そう言うと、去っていく後ろ姿が寂しそうにみえて……
告白してきた子がどうなったのかは知らない。
目も合わせず、その場を去ったから。
オレはゆっくりと階段を上がっていく先生をそっと追いかける。
授業する部屋は５階なのに、通り過ぎて屋上へ。
なにやってんだよ。
空を見上げて、独り言。
｢あの雲…クリームみたいでおいしそう｣
確かに生クリームみたいだから、スイーツ好きの先生には美味しそうに、見えんのかな。
かわいいな。
話しかけると、ギョッとした顔で振り向く。
元気ないじゃんって言っても
｢元気だよ〜｣って笑……
明らかに元気ないじゃん。
｢さっきの、見てどうか思った？｣って聞いても、言わない。
ま、そうだろうな。
｢その好きな人が、先生って言ったらどうする？｣
思い切って言ってやる。
それなのに、からかうなとか。
全く伝わってねぇ。
去ろうとするから、抱きしめて、本気って教えた。
先生も同じ気持ちだろ……白状しろよ。
それなのに、あーだこーだ、うるさい。
ま、今日のところはこんなもんでいいか。
早く裁判終わんねぇかな。
早く人妻からバツイチになればいいのに。
先に授業の部屋に行くと、しばらくして、先生も来た……と思ったら、みんなの前でズッコケる。
ネタかよ……笑いそうになったら、ジョングクがスマートに助けにいく。
｢先生顔真っ赤……かわいい｣って、言われて、本当に顔を赤らめてんだから。
チッ……
そんな夜に限って、朝方まで撮影。
色々あったから、先生の反応みたかったのに……寂しがってねぇかな。
ま、今夜は、1人でゆっくりオレの事でも考えててもらおうか。
次の日は、作業室でこもって作業中、いつの間にか寝落ちして、気づいたら、1時をまわっていて……さすがに、行けない。
やっと次の日、9時頃に退勤。先生の家へ。
｢2日も来ないから、チキン南蛮が超味染みて酸っぱくなってても知らないから。｣
って文句をたれてくる。素直に、待ってたよ、寂しかったって言えばいいのに。
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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (
レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます！たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い！甘すぎる！ユンギが甘すぎる！最高すぎる！ (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2023年2月17日 21時
