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BIG HITさんにも翻訳のお仕事を頂き、事務所に行った。
担当者さんと打ち合わせをして、トイレを借りてから帰ろうかなって、廊下を歩いていると、
パチンッと男の子の頬っぺを叩く女の子。
｢ひどい！こんなんじゃ付き合ってるなんて言えないでしょ！｣
ありゃりゃ……何をしたんだ、男の子は。
｢……｣
｢もう、いい！別れる！｣
プイッて去って行った。
気の毒に振られちゃったね。
シレーっとトイレに入ろうかと思ったところ、男の子が振り返った。
｢あ…｣
ミン・ユンギだ。
ガッツリ目が合う。
｢あっ……どうも〜、ハハハ……ま、生きてりゃ振られちゃう時もあるよね。
頬っぺ、大丈夫かな？ハハハ……ドンマイ！｣
気まずいな。
｢チッ、ドンマイじゃねーし｣
(YG side)
オレには、彼女がいたらしい。
正直、今は女とかいらねぇんだけど。
今までも、何人か、女もいた。
向こうから告られ、たまに誘われて会ったり、気分で抱いたり。
でも、正直、好きだったのかと言われると、どうなんだろうな。
今回もメイクの子がしつこくて、2、3ヶ月前かな…それすりゃ覚えてないけど、お願いだから付き合ってって。
忙しいし、断ったんだけど、
｢付き合ってくれるだけでいい、ユンギオッパは何もしなくていいから｣って。
そういうから、じゃ、いいよって言って、本当に何もしなかったら、平手打ちされて、それを先生に見られて、振られた男という事になっている。
｢ドンマイ！｣ってなんだよ。
｢男は失恋してカッコよくなるのよ。
ミン君も、女心をしっかり勉強して、いい男に成長しなね。
そうすると、また今の子が戻ってきてくれるかもしれないよ、あまり、落ち込まず……ファイティン！｣
｢別にいらねぇわ｣
｢私には強がんなくていいよ。
私なんて、ミン君にもっとヒドイところみられてんだから。
なんなら、やけ酒付き合ってやろうか？｣
オレ、励まされてる？ま、なんでもいいわ。
｢じゃ、今日、先生ん家でやけ酒しよかな。｣
｢OK！
ミン君にはお世話になったしね、今回は私が励ます番だね。
お酒準備して待ってるね｣
なんだか腑に落ちねぇけど、とりあえず、飲んどこ。
その夜、なんだか忙しくて、遅くなったけど、
とりあえず、コンビニで少しの酒とスイーツ買って、先生ん家に行った。
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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (
レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます！たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い！甘すぎる！ユンギが甘すぎる！最高すぎる！ (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2023年2月17日 21時
