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作業がすすまず、イライラするある夜、
また先生の手料理が、恋しくなった。
思い切って、カトクしてみた。
｢腹減った｣
｢あら、ミン君。急すぎて、たいしたものはないけど、食べにくる？｣
｢ん｣
返信し、速攻で向かう。
ドアを叩くと、スグに顔を出す先生。
｢だから、確認してから開けろって｣
｢だって、誰もこの家しらないのに｣って笑う。
｢不審者が急に来ることもあるだろ｣
旦那だって、探し出すかもしれない。
｢はい、はーい｣
分かってんのかな、この人。
｢ってか、ミン君、急すぎて、材料ないじゃん！
時間も遅いし、親子丼だけだからね！｣
｢オヤコドン？｣
｢うん、日本食よ。
鶏のお肉と卵で、親子でしょ。
それを使ったどんぶり……はい、どうぞ｣
なんじゃそりゃ……ギャグみたいなネーミングの料理だな。
どーせ、このセンセが適当に付けた名前なんだろうな。
だけど……うめぇ。
カツオのだしか？それに半熟の卵のトロトロ具合もちょうどいい。
｢また遅くまで、ご飯も食べずに1人で作業していたの？大変だね｣
熱いお茶をそそぎながら、今日もひとりベラベラ話す先生。
部屋の隅には、本や書類があり、やりかけのトートパソコンもある。
｢先生も、仕事？｣
邪魔しちまったかな……
｢うん、翻訳の仕事をもらってるから。
私にもう少し、詩心があれば、あなたのラップも素敵な日本語の歌詞にしてあげれるのにね。｣
｢オレも頑張るから、先生も日本のファンのために頑張ってよ｣
そう言うと、笑い出す。
｢そうね。いつもと言ってる立場が逆だけど……私も日本のあなた達のファンのために頑張って勉強しますわㅋㅋㅋ｣
あたたかい飯を食って、ホッとしたのか、睡魔が襲ってくる。
｢ちょっとだけ食休みさせて｣
横になり、目をつぶった。
いい夢をみた。
あたたかいものに包まれているようなほんわかとした夢。
目を覚ますと、さっきまで親子丼がのっていたテーブルにパソコンを置き、仕事をしている先生。
今、何時だ……かなり寝てしまったかな、
スマホで時間をみても、1時間半位しか寝てなかったけど、
体感的には5、6時間位寝たように疲れがとれてる。
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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (
レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます！たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い！甘すぎる！ユンギが甘すぎる！最高すぎる！ (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2023年2月17日 21時
