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数回目のレッスン。


騒がしい男の子たち。


何人かは大きな声も出して頑張っている。






しかし、毎回、色白のミン君はやる気がない。


そろそろ我慢ならない。





「では、みなさん、練習問題、やってください。


ミン・ユンギ!起きなさい!ミン君はちょっと廊下出てください」



「あ?」



明らかに機嫌を損ねた寝起きの顔。

怯んではいけない。



「廊下に出なさいといいました」



チッて言いながら立ち上がるミン君をつれて廊下へ。



みんなの前で怒るのはダメかと配慮してやってんのに!





「ミン・ユンギ君は、日本語が嫌いですか?」


「べつに」


「勉強したくないのですか?」


「べつに」



「じゃ、なんで、ちゃんと勉強しないんですか?

宿題もミン君だけやってきていません!」




「……」




「何の為に日本語の勉強をやってるの?

そりゃ、事務所から言われてだろうけど……

でも、なぜ、あなたたちは日本語を勉強するの?


日本で活動するからでしょ。



そりゃ、通訳もいるだろうし、必要ないかもしれない。

だけど、日本のファンの為に勉強してあげなさいよ!


世の中には、勉強したくても出来ない人はたくさんいるのよ!」





「……」



「やらされてると思わず、
日本のファンのために頑張るんだって、気持ち切りかえてやんなさい!

分かった?返事!」



「ん」



「は? オトコでしょ!

腹の底から声だして、きちんと返事しなさい!

今後、授業で寝ていたら、アナタだけ、立たせるから!

分かったね!」



「……はいはい」



「は? はいはい?

オンナだからってなめてる?

勉強できなくても、授業態度や返事くらい、ちゃんとしなさい!

分かった?」


「……はい」


「よろしい、戻って」




部屋に戻ると、ホソクくんに言われる。




「先生、こわいです」



聞こえてたんだ……声、でかかったかな。





TH「ボクもおこって!」


「いい加減にしなさい……」

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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます!たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い!甘すぎる!ユンギが甘すぎる!最高すぎる! (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんと | 作成日時:2023年2月17日 21時

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