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「ってかさ、ミン君は彼女いないの?」




いるなら、彼女に申し訳なさすぎるよね。



でも、質問しても安定のスルーをされた。




「……あ、深い意味はないんだけどね、彼女いるなら、こんなオバサンがそばにいて嫌に思うだろうなって。

勘違いしても可哀想だしさ。」






「それなら大丈夫」



ボソッと答えが返ってきた。


ん?彼女、いるのかいないのか分からんけど、ま、大丈夫というなら大丈夫なんだろう。




「あのさ……ミン君って、いつもこんなかんじ?

あんまり喋んないの?

あ、さすがに、女のコには愛想良くするよね。

それに、アイドルなんだもんね。愛嬌してナンボの世界よね。」





そう言うと、めっちゃ怖い顔で睨まれた。




「ヤダー、こわーい。」







少しこの子と一緒にいて、ミン・ユンギが見えてきた。



不器用ぶってるけど、実は器用で優しい。




事務所で寝泊まりなんて、大変そうだけど、うまく効率よく暮らしている。





素直に、コンビニ連れて行ってやろうか?って言えばいいけど、恩着せがましくしないで、


「コンビニ行かなきゃいけねんだけど、ついてくる?」って。




そのクセ、コンビニで、特に何を買う訳でもなく、無理矢理選んだような自販機で買えるコーヒーやガムを買う。


そして、スイーツやお菓子も買うから、そんなの食べるんだって思ってたら、帰ってきて、

「美味そうだと思って買ったけど、やっぱオレ、いらねぇわ」

って、私にくれる。




「私、ずっとこもってるから太っちゃう」

って言うと、

深夜に、事務所内のトレーニングルームに連れて行ってくれた。






甘いスイーツとランニングマシーン……アメとムチか。




マシーンで走り、フラフラになっている私を横目に、重いものを持ち上げて筋トレしてるミン・ユンギは、なかなかたくましくみえた。







他のメンバーみたいに宿舎に帰らないのか聞いたところ、
普段は帰って寝る事も多いらしいが、最近、やらないといけない作業に追い込まれて帰る暇もないらしい。



ほんとは、私のお世話もあるからだろう、申し訳ないな。

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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます!たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い!甘すぎる!ユンギが甘すぎる!最高すぎる! (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんと | 作成日時:2023年2月17日 21時

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