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床を拭き終え、トユンを食べさせていると、お風呂から戻った同じ顔の親子
YG「ハユン、ありがとな〜
トユンもご機嫌じゃん」
HY「アッパ♡ あたし、トユンみてあげたから、このお魚食べなくていい?」
A「コラッ」
YG「魚食うと、頭もよくなるし、背も伸びるし、食わないなんてもったいねぇな。しかも、サバの味噌煮じゃん!アッパ、オンマの味噌煮、大好きだぞ。このウマさ分かんねぇかな……お子ちゃまにはまだ早いのかな」
HY「じゃ、ちょっと食べてみよかな」
YG「うん、食え食え、いらねぇなら、アッパがぜーんぶ食うから」
HY「あたしのは取っちゃだめー」
ユンギさんは、小さな事ではスグに怒らない。本当に子供の相手が上手だ
自分はお腹もすいているだろうに、一緒に手伝ってくれる
私が、キッチンで、ユンギさんと私の分のご飯を準備しているとユンギさんが来た
YG「A、おつかれ」
両腕を広げてくれる。手にしていたお椀を投げ捨てる勢いで、その胸に飛び込んだ
YG「今日もおつかれさん。かわいい怪獣3匹の相手は大変だろ、ありがとな」
ギューってしてくれてから、頭を撫で、抱きしめたまま、身体を揺らす
そうなの、求めていたのは、ユンギさん
子育ては、やって当たり前
やらないと非難を受けて、ダメな母親扱い。
でも、マニュアル通りにもスケジュール通りにもいかないのが子育て
イーーーってなるし、心が折れそうになるけど、
全部分かってるよ、ありがとうっていうユンギさんのおかげで、毎日頑張れるんだ。
泣きそうになりながら、ユンギさんにしがみつく
HY「あーー!また!すぐそうやって2人だけで!」
めざといハユンがやって来る
A「イイじゃん、オンマの旦那さんだもーん♡」
HY「あたしのアッパだもーん」
ユンギさんの足にしがみつくハユン
そこへやって来たユンジェが反対の足にしがみつく
YG「あーこらこら、キッチンで危ないよ!トユンがあっちに1人じゃん、あっち行こ」
誰も離れないから、私を抱っこし、両足に子供を貼り付けたまま、「トユナー、助けてー」って、よーいしょよーいしょって移動するユンギさん
そして、私に、そっと囁く
YG「コイツら寝たら、あとで、イヤって位、ゆっくり相手してやるから、そろそろ離れろ」
おしりを撫でて、ウインクするんだから、ズルい。
HY「あー!アッパがオンマのお尻さわった!」
YG「当たっただけだよ」
どこまでも、めざとい長女
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作者名:みんと | 作成日時:2022年7月30日 12時