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その翌日は、元気に出勤してきたジョングクくん






「Aさん、昨日は本当にありがとうございました!

おかげさまで、元気に復活です!

それにしても、嬉しかったな

手作りの雑炊も美味しかったしー!」





自慢するように言うもんだから

「え?作ってもらったの?」

「どうりで、サイン1つもらうのに時間がかかったもんだ」

って周りの人もからかう




「今度、オレも熱出たら、Aちゃん、ウチ来てね」


なんて、男の先輩に言われた










そこへユンギさんが入ってきた



昨日まで、挨拶回りや引き継ぎで、ほとんどいなかったのに…



一瞬、目が合った



それだけなのに、胸がギュッとなる











そして、ユンギさんのつけているネクタイ……



ユンギさんの誕生日に付き合いだした私たち



なにもプレゼントを準備していなかった私が遅れて渡した初めてのプレゼント





グリーンの水玉模様のネクタイ








「なんかかわいすぎねぇ?」

って、少し半笑いだったな






クールなユンギさんに、柔らかいイメージを持たせる為に選んだ少しかわいいネクタイだった





まだ使ってくれてたんだ





ってか、
ユンギさんって、元カノにプレゼントされた物とか、平気で使っちゃうタイプなの?



今カノさんに悪いと思わないんだ






……そもそも、気にしてないのかな









意識しちゃうのは、私だけだ

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作者名:みんと | 作成日時:2024年3月23日 8時

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