アナタとの関係性。【YG・JK】 (ページ27)

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27 JK ページ27

(JKside)

部長が代わった

そして、Aさんの雰囲気も変わったし

クサズやクオズ先輩も言葉にはしなくても

何だかAさんに気を遣うような、

そんな素振りを時折みせる

さすがにオレでも

あ、この部長とAさん、過去に何かあったなって、すぐに感づいた

そして、2人とも、まだ、お互いを異性として意識しているって分かる

オレは元々、Aさんに相手されてなかったにしろ

マズイ状況だ

すでに失恋した気分

そして、何より、この部長は、仕事は出来るし

考え方も、雰囲気もすげぇかっこいい男だ

こんな男の人と、過去に恋愛関係にあったとしたら

さすが、Aさんだなって思ってしまう

この部長には、かないっこないやって、すでに負けを認めてしまった

それなのに、消えないこの恋心

オンナなんて、世の中にたくさんいるのに

なぜ、Aさんはオレの心を掴んで離さない？

自分も気づかないうちに、元気がでてなかったのか

ある日、テヒョニヒョンに誘われた

「飲みに行こっか」

って

ジミンさんも来て、

クオズのこの2人よりも、酒には強いはずなのに

なんだか今日は酒がよく回って

口もよく回って

二人相手に、喋りすぎてたようで

「ヒョーン、恋って、どうやったら終わらせられるんですか？」

「新しい恋を見つければいいのかな」

「おまえさ、相手にされない年上の女に執着しちゃうからダメなんだよ

本気なんかなったら疲れるだけだって

いいオンナ、紹介してやろっか？」

今からでも、呼んでやるよってスマホを取り出すジミンヒョンのスマホを奪ったところ、着信が入った

「ホソクさーーーーん！

ジミンヒョンが、ボクをイジメます」

イジメられてないけど、そんな事言うと「スグ駆けつけるわ」って優しいヒョン

しばらくして、クサズが来た

「ジョングガ！大丈夫？」

「ヤダなー、いじめられてんのは、こっちですよ！」