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ユンギさんがわたしたちのソウル本社からいなくなり、




そして、わたしの生活からもいなくなった








魂が抜けちゃったような私に、

同期のホソクとナムジュンとユジンが助けてくれた









とってつけたような

たこ焼きパーティーとかお好み焼きパーティー

焼肉パーティー

上司にほめられたパーティーとか色んなパーティーもあったし


バーベキューやドライブ


ホソクのダンスイベントの観覧や


ナムジュンに田舎の美術館まで連れていかれた事もあった






その春に入社してきたウチの部のテヒョンとホソクの部のジミンも加わり

賑やかに過ごした






おかげさまで、わたしも、前を向きながら進むことができた








ユンギさんの事は…考えないようにはしていた




まだ傷が痛むから












そして、今



ユンギさんらしき人を……


いや、ユンギさんを見た









すごく楽しそうに笑っていた


キレイな女の人の横で







ユンギさんは前に進んでいるんだな







なのに、私は……






ここへ来て、まだやっぱり忘れてなかったんだなって


改めて感じた






こんなんじゃ

ダメだ








私も前に進まなきゃなのに…

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作者名:みんと | 作成日時:2024年3月23日 8時

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