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まだ暗い時に来た釜山タワーの公園。
帰りは太陽も出てきて、明るくなった道を
今度は、手を繋いで下りて行く。
どうしよどうしよう。ドキドキしちゃう。
釜山名物のデジクッパを食べようって、早朝の人の少ない店で食事。
店のおじさんと、釜山の言葉で話すジョングクさんも、新鮮でいいな。
「にいちゃん、めっちゃイケメンやなぁ。
彼女はお人形さんみたいで、びっくりするわ。まるで芸能人みたいやな」
「うん、BTSやマカロンみたいやって、よく言われる」
「ははは…ほんま、芸能人みたいに、美男美女で、お似合いのカップルやんか」
ジョングクさんは、「お似合いのカップルだって♡」って、喜んでるけど、
そうなんだよな…この素敵なナムジャが私の彼氏だって。
やばいよね。
美味しくたべ終わり…
私はオフだけど、夕方から仕事の入ってるジョングクさん。
そろそろ帰って寝ないといけないよね。
でも、運転大丈夫かな。また、5時間位の運転はキツいよね。
そう思っていると、このまま、運転して、事故っちゃうと大変だから、
ちょっとだけ、休憩してから帰ってもいい?って。
もちろんだよ。
でも、どこで休憩?
いきなりホテルはハードル高いなって思ってたけど、
もっと、ぶっとぶような所に連れて来られた。
1軒の家の前に車を停めると、1人降りていって、インターホンを鳴らす。
そこへ出てきた女性。
「あらーーー!!ジョングク!!」
どうしたの?って驚く女性。
「おはよー、オンマー」
お、オンマ?
驚く私に、ジョングクさんは、助手席のドアを開けながら、
「オンマ、彼女連れてきた」
って。
「キャーーー♡♡
恋が実ったの?やるねー!
Aちゃん、はじめまして!」
実は彼女にサプライズで来たから、めっちゃ驚いてんだー
オンマも驚いたわよ〜
なんて、楽しそうに親子で会話する中、
私も挨拶して、おじゃました。
お母さんは、午前中、町内の用事があったらしく、出掛けた。
オレたち、寝てないから、寝かせてって、布団を用意してもらったんだけど、部屋にお布団はひとつ。
「オンマーーー!!ふざけんな!」
って笑うジョングクさん。
私は運転もしないし、寝ないから大丈夫ですよって、
運転手のジョングクさんにゆっくり寝てもらうことに。
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みんと(プロフ) - 凛音サマ、ありがとうございます!もう少しお付き合いいただけたらと思いますꈍ .̮ ꈍ (12月1日 22時) (レス) id: aad23d4636 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - こういうタイプのお話が好きなので、更新を楽しみにしています! (12月1日 3時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと | 作成日時:2023年11月11日 17時